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あのかわいいまふくんが…狂った…… 最高に好き!怖い相手にも立ち向かった まふくん偉い!よく頑張った! そして呼び出されたそらるさん… どうなるの!?ドキドキ…… 続き楽しみにしてますー!
冬真が開示を促して、 その場は一旦収まった
翔太
ディーラー役の翔太が合図をする
柿谷
彼方
冬真
そう言いながら、 冬真が出した役は……
ハートの5、6、7、8…… まさか、ストレートフラッシュ?
彼方
冬真
これで冬真は負け……でも、 最後の役が、珍しく強いものだった
それに、あれだけ相手を煽っておいて あっさりと負けている
一体何を意図したのか、 全く冬真の思考回路を読めない
冬真
冬真
負けても尚笑ったまま、 鞄から札束を取り出した冬真
けど、仮にも冬真は家畜
1000万なんて大金は、 持っていないはずなのに……
柿谷
冬真
冬真
そう言いつつ椅子から立ち上がって、 相手のすぐ隣に移動した冬真
冬真
柿谷
冬真
冬真
突然今までの丁寧な口調が外れて、 思い切り相手を馬鹿にした様な声で 話し出した冬真
冬真
冬真
さっきまでの態度とは裏腹に、 完全に狂ってしまっている
瑞樹
彼方
その後に、面白そうだし、と付け足す
瑞樹
こんな冬真は初めてだし、 少し見てみたいのもあったけど
冬真
お、次は何だろう?
冬真
冬真
冬真
冬真のことは俺を通してから
つまり、俺以外には従わないっていう 反抗声明を出したわけだ
冬真
冬真
そう言って、鞄を持って そこから離れた冬真
すると、俺達に気づいたのか、 小走りでこちらへ駆け寄ってきた
その後ろから、翔太も追いかけてくる
冬真
彼方
冬真
冬真
少々強引に賭場の外へ 押し出されて、そのまま、 特に行く当てもなく廊下を歩く
……ふと、少し歩いたところで、 後ろからの足音が止んだ
俺の後ろを歩いていたのは、冬真
彼方
後ろを振り向く……と
冬真
その場にへたり込んで、体を震わせて 俯いている冬真がいた
こちらを見上げて、 笑ってそう言ってくる
彼方
冬真
転けた、と言う冬真のそばに行って、 その場でしゃがむ
彼方
冬真
そのまま、ゆっくりと抱きしめた
彼方
彼方
そう言いながら、頭を撫でてやる
冬真
冬真
……前に、あそこまでされてたんだ
彼の中でトラウマになったって、 おかしい話じゃない
そんな相手に立ち向かったんだから、 並大抵の勇気ではなかったはずだ
小さな子供の様に泣きじゃくる 冬真の背中を、優しくさする
彼方
冬真には俺達がいるから。 もう怖がらなくていいよ。
そういう意味を込めて言った
???
不意に、俺達の後ろから そんな声が聞こえた
瑞樹
その姿を見た瑞樹が、 驚きの声を上げる
俺も冬真から離れて振り返ると、 桃色の短めのツインテールに、 派手な黄色のリボンを結んだ、 赤目の女子生徒がいた
黄色のメガネに、黄色のぽんぽんが ついたピアスまでつけている、 まさに黄色づくしだ
中田らら
中田らら
にこにこ笑顔のまま、 そう話す中田さん
中田らら
中田らら
ピンポンパンポーン……
何かを言いかけたところで、 タイミング悪く校内放送が流れてきた
『2年華組、一ノ瀬彼方さん。 至急生徒会室へ召集願います。 繰り返します……』
翔太
放送を聞いた翔太が、 不思議そうに呟く
俺も、呼び出される様な悪いこと なんて、してない筈だけど……
中田らら
中田らら
強引に中田さんに腕を引っ張られて、 少し縺れつつも何とか歩く
彼方
少し遠のいた3人に声をかけて、 俺も前を向いて歩き出した
そよよ
そよよ
そよよ
そよよ
そよよ
そよよ
そよよ
そよよ
そよよ
そよよ
そよよ
そよよ
そよよ
そよよ
そよよ
そよよ
そよよ
そよよ
そよよ
そよよ