寧々
一体…何がどうなってるの?
そこで見たものは、花子くんとグルッペンさん達が戦っているところ
花子くんの領域内のはずなのに…
zm
んん〜あんましつまらんなぁ
zm
この前のニンゲンの方が、まだおもろかったわ
ゾムさんのナイフが花子くんの心臓を貫く
寧々
ひっ
花子くん
う“あ“あ“あ“!!!
zm
なぁ、もっと面白くさせてや!
その時のゾムさんのニヤリと笑った顔は怖くて
もう私は泣き出しそうだった
zm
お前らは下がっといて、オレが遊ぶ
その口調は、何だか、花子くんをオモチャとしか思っていないような
そんな声だった
寧々
やめっ…
ふと誰かに、後ろに引かれる
寧々
わっ
引かれた先にいたのは大先生だった
寧々
大…先生…?
大先生は、いつものようにおもむろに笑って
ut
大変そうやな、寧々ちゃんは
寧々
帰ったんじゃないの…?
ut
あんま状況じゃ帰れへんわ
ut
今の皆は色々とおかしい
ut
僕を守る契約の為に変になってる
ut
いつもは、あんな人達じゃないんやよ
寧々
うん、それは分かってるけど…
ut
はぁ〜しょうがない
ut
あんまり気が乗らへんけど
ut
やるしか無いか〜
寧々
えっ?何をするの?
大先生の顔が少し変わる
今までとは違う、本気…と言う感じ
ut
まぁ、簡単な話
ut
皆の依代を…
ut
僕を破壊すればいい







