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はぁぁぁ…( ;∀;) ロボロンゴ…← 本の内容も入れる、だと…!思いつかなかったっ…!
ロボロ
お前はそう言っとった。
梅雨時ずぶ濡れのまんま、
ロボロ
部屋の前で泣いとった。
夏が始まったばっかりなのに、
お前はひどく震えていた。
シャオロン
シャオロン
ロボロ
ロボロ
ロボロ
ロボロ
ロボロ
そんなお前に俺は言った
シャオロン
ロボロ
財布を持って、
ナイフを持って、
携帯、ゲームもカバンに詰めて、
シャオロン
シャオロン
シャオロン
シャオロン
シャオロン
ロボロ
人殺しとダメ人間の
シャオロン
ロボロ
シャオロン
そして俺らは逃げ出した。
この狭い、狭い
この世界から。
家族も、仲間の奴らも
何もかも捨ててロボロと二人で。
シャオロン
シャオロン
シャオロン
ロボロ
シャオロン
シャオロン
ロボロ
結局俺らは誰にも
愛されることなどなかったんだ。
シャオロン
シャオロン
シャオロン
ロボロの手を振った時に
ロボロ
ロボロ
シャオロン
シャオロン
ロボロ
シャオロン
微かな震えも既になくなっていて、
誰にも縛られないで二人、
線路の上を歩いた。
シャオロン
金を盗んで
シャオロン
ロボロ
マブダチ組
二人で逃げて
マブダチ組
どこにも行ける気がしたんだ。
今更怖いもんは
ロボロ
シャオロン
俺らにはなかったんだ。
額の汗も、落ちたメガネも
シャオロン
あぶれ者の小さな逃避行の旅だ。
シャオロン
シャオロン
ロボロ
ロボロ
ロボロ
ロボロ
あてもなく彷徨う蝉の群れに、
水も無くなり揺れ出す視界に、
警察官
警察官
ロボロ
シャオロン
マブダチ組
警察官
迫り狂う鬼たちの怒号に、
ロボロ
シャオロン
ロボロ
バカみたいにはしゃぎあい
ロボロ
シャオロン
ロボロ
シャオロン
ふと君はナイフを取った。
警察官
ロボロ
警察官
シャオロン
ロボロ
シャオロン
ロボロ
ロボロ
ロボロ
ロボロ
シャオロン
シャオロン
シャオロン
シャオロン
シャオロン
シャオロン
シャオロン
シャオロン
シャオロン
ロボロ
ロボロ
ロボロ
ロボロ
ロボロ
ロボロ
シャオロン
……グチャッ
シャオロン
警察官
そして君は首を切った。
まるで何かの映画のワンシーンだ。
シャオロン
白昼夢を見ている気がした。
警察官
気づけば俺は捕まって。
お前だけがどこにも見つからんで、
お前だけがどこにもおらんで、
そして時は過ぎていった。
ただ暑い暑い日が過ぎていった。
カゾクもクラスの奴らも
シャオロン
あの夏の日を思い出す。
俺は今も今でも歌ってる。
シャオロン
シャオロン
九月の終わりに
シャオロン
くしゃみして、
六月の匂いを繰り返す。
ロボロ
お前の笑顔は、
ロボロ
お前の無邪気さは、
シャオロン
頭の中を飽和している。
誰も何も悪くないで。
お前は何も悪くないから、
もうええよ。
投げ出してしまおう。
シャオロン
シャオロン
カラフル
カラフル
カラフル
カラフル