生ぬるい風が私たちの体を通り抜けていくいつもの事。 いつものようにサキは言った。
サキ
ユキ
サキの口癖は『死にたい。』だった。 いつものようにそんなことを言うから私はサキにこんなことを言っていた。
ユキ
サキ
サキは目を大きく開いて私を見ていた。そして、いつもの表情に戻ってからサキはゆっくりと言った。
サキ
サキ
ユキ
ユキ
ユキ
私が微笑みながらサキに言った。
サキ
サキも優しく微笑み返してくれた。
キーンコーンカーンコーン キーンコーンカーンコーン
ユキ
サキ
ユキ
サキ
先生
先生
ダルい。 なんで勉強なんてしないといけないんだろう。
ユキ
ユキ
先生
ユキ
めんどくさい。
ユキ
ユキ
サキ
サキ
ユキ
サキ
ユキ
サキ
私の隣にいる可愛い女の子は、私の幼なじみのサキ。家同士が隣で仲良くなった。 そんなサキには少し変な口癖がある。それが前の話に出た『死にたい。』だ。 いつからそんなそんなことを言い出したのかは、もう...覚えていない。
サキ
サキ
ユキ
サキ
ユキ
ユキ
バタバタ
お母さん
と、優しく微笑みながらお母さんが出迎えてくれた。
ユキ
私も微笑み返した。
ユキ
お母さん
ユキ
お母さんと別に仲が悪い訳でわないが...。高校生になってからお母さんとの間に壁ができてしまった。
ユキ
サキに連絡をしようとした時サキから連絡が来た。
ユキ
サキ
ユキ
サキ
じゃぁ!これから旅の準備をします!!
ユキ
ユキ
サキ
ユキ
ユキ
サキ
サキ
ユキ
サキ
ユキ
サキ
サキ
ユキ
サキ
ユキ
サキ
サキ
ユキ
サキ
ユキ
サキ
ユキ
サキ
ユキ
サキ
ユキ
ユキ
ユキ
カチャンカチャン
ユキ
お母さん
ユキ
ユキ
お母さん
お母さん
お母さんが心配そうに私を見てきた。
ユキ
お母さん
ユキ
お母さん
と、お母さんが少し驚いた顔をしてから私に聞いてきた。
お母さん
ユキ
ユキ
お母さん
お母さん
ユキ
ユキ
お母さん
ユキ
お母さん
ユキ
と、私はお母さんに微笑みんだ。お母さんも私に微笑み返してくれた。
お母さん
ユキ
お母さん
ユキ
ユキ
ユキ
ユキ
ユキ
ユキ
ユキ
ユキ
サキ
ユキ
サキ
ユキ
サキ
サキ
ユキ
22:10
ユキ
ユキ
ユキ
ユキ
私たちの旅の始まり
ユキ