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iris BL短編集

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iris BL短編集

1 - 明日の二人にはご褒美を

♥

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2022年02月06日

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うらら

今回は青×桃のお話です!

桃side

ないこ

いふまろー、ただいまー

現在21:30分。 仕事の関係でいつもより帰るのが遅くなった俺は、 玄関で靴を脱ぎながらそう叫んだ。

ないこ

・・・・・・あれ声が帰ってこない

ないこ

もう寝てるのかな?

いつもみたいにリビングに繋がる扉から飛び出してきたり、 扉の向こうから「おかえり」と声がしてくることもない。 俺は不思議に思って、自分の部屋には行かずに 背広を纏ったまま、 リビングの扉を開けた。

〜リビング〜

ないこ

いふまろー?ただいまー

扉から頭を出して、キョロキョロと中を見回してみると そこには真剣な表情でパソコンに向き合っている、 恋人兼メンバーのいふまろがいた。

ないこ

まろ、ただいま

いふ

あっ、ないこ!おかえりー!

三回目の「ただいま」を言うと、 ようやく元気な返事が帰ってきた。

ないこ

(多分仕事に集中しすぎて、俺の声が聞こえてなかったんだな・・・・・・)

そう思い、今すぐにと抱きついてこようとするいふまろをどかす。 流石に外に出たばかりの背広で抱きつくわけにはいかない。 そして自分の部屋で背広とバッグを置いて、 一人風呂へと向かった。

ないこ、入浴中・・・・・・

ないこ

はー・・・・・・
疲れた後の風呂は気持ちいいなぁ

タオルで髪の毛を拭きながら、 寝巻き姿でリビングに入る。 扉を開けると俺に視線の先には、 まだパソコンと睨めっこしているまろがいた。

ないこ

(まだか・・・・・・結構長いな)

俺が風呂に入っていたのは、かれこれ20分ぐらいだ。 多分あの様子だと、俺が帰ってくる前からやってるみたいだから まろが仕事帰ってきてから、ずっとやってるとすると・・・・・・

ないこ

(約ニ時間・・・・・・)

動画内で彼は、 「残業三時間できんのか?!」 と言ったことがあったが、 まろが今しているのも、残業なのだろうか。

ないこ

(倒れたりしないかな・・・・・・?)

俺も仕事と歌い手を両立している身として、 どうしても彼の体調が心配になってくる。 あと・・・・・・

ないこ

(まろが構ってくれないのは寂しい、な・・・・・・)

ないこ

(・・・・・・まぁオーバーワークだと俺が判断したら、やめさせればいいか)

とりあえず空腹を紛らわすための、 軽い夜食を食べる。 その時まろの隣に座って食べてみたりしたんだけど、 特に反応は無かった。

ないこ

(眠いな・・・・・・)

仕事後の美味しいご飯と暖かい体。 俺はすぐ睡魔に襲われた。

ないこ

(自分の部屋、戻らなきゃ・・・・・・)

そう思ったのも束の間。 俺の視界は既に真っ黒へと変わっていた。

青side

いふ

あー!やっと残業終わったー!

パソコンを閉じて、 上に向かって大きく伸びをする。 開放感がえげつない。 俺が伸ばした腕を下に下ろした時、 肩にぽすりと重みが乗った。

いふ

あれ・・・・・・ないこ寝てる

隣にはすやすやと寝息を立てて寝ているないこがいた。 少し大きめの寝巻きを纏って、 俺の肩に寄りかかる姿は、 彼氏目線としてとても可愛いものだと感じた。

いふ

(そういえば、ないこが帰ってからあんまり喋らなかったような・・・・・・)

いふ

(もしかして寂しがったり、したのかな?)

ないこの頭をよしよしと撫でる。 と、彼はんっと声を出した後 ぱちくりと瞬きしながら目を覚ました

ないこ

いふまろぉ・・・・・・?

いふ

ないこ、ここだと寝にくいから自分の部屋、行こうか

ないこ

やだぁ・・・・・・
いふまろとねりゅ・・・・・・

そう言って ギュッと抱きついてくるないこ。 危うく理性が消えるところだった。

いふ

んー・・・・・・じゃあないこの部屋で一緒に寝よ?

ないこ

・・・・・・うん

俺はないこの手を握りながら、 二階へと上がった。

部屋に入り、 二人で同じベッドに飛び込む。 電気を消して「おやすみ」と声をかけると、 ないこがふにゃりと笑って 「おやすみ」 と返した。

ないこ

・・・・・・いふまろ

ふと、目を閉じようとした俺に ないこの小さな声が聞こえてきた。 ギュッと俺の服に抱きついてくる。

いふ

どうしたの

ないこ

明日は・・・・・・たくさん構ってね

「せっかくの休日なんだから」 と耳を真っ赤にして俺の服へと顔を埋めるないこ。 やっぱり寂しかったのか。 そう思った俺は、 そっと彼の額にキスを落とした。

いふ

仰せのままに

明日はたくさん甘やかしてあげよう。 そう思いながら俺は、 そっと瞼を閉じた。

うらら

ということで、はじめまして!

うらら

うららと申します!

うらら

まずはここまで読んでくださった皆さん、本当にありがとうございます!

うらら

本作は私が書いたirisさんの短編を載せていくものとなっています

うらら

個人的には青×桃が好きなので、多分リクエストが来なかった場合はこのカプが多くなるかなと思います

うらら

リクエストしていただく場合は、

うらら

書いて欲しいカプと大体のストーリー
それからお名前を明記していいかどうかをコメントにお書き下さい

(作者の地雷については短編集のあらすじから)

うらら

お名前は「〇〇さんからのリクエストです」という風に言って良いかどうかなので、

うらら

嫌だと思われる場合は「名前は言わないでください」と一言お願いします

うらら

また、コメントでは誤字脱字の指摘などもお願いします

うらら

話に来ても全然おーけーです!
お友達欲しい!

うらら

さて、長くなりましたが最後にこれだけ!

うらら

こちらの作品はnmmnです、ご本人様には全く関係ないものですので、ルールは守りましょう

うらら

それではさよならー!

うらら

(ていうか、Web版のテラーで作品作ったらコメントってできるのか・・・・・・?)

うらら

まぁ出来なかったら全部無視してください(笑)

この作品はいかがでしたか?

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