俺の会社に嫌いな上司がいる。
いつも理不尽に叱られて、残業を強いられている
そんな上司が嫌になって、本屋で見つけた呪いの本を使ってみることにした。
正直、呪いは半信半疑ではあるけど、呪えるなら呪ってやりたい。
『この本の手順通りに行えば、呪いたい人を呪うことができます。』
『ですが、手順を間違えると、呪いが貴方に帰ってきます。』
『まず、目を閉じて、呪いたい相手を思い浮かべます。』
俺は目を閉じて上司の顔を思い浮かべた。思い出しただけでイライラする顔だ。その後次のページをめくった。
『次に、呪いたい相手に降りかかる不幸を思い浮かべてください。』
不幸か。どうせなら、今俺が思いつく限りの苦痛を味あわせてやる。
『最後に、 目を開けてください』
主
こんにちは。
主
今回の意味が分かると怖い話はいかがでしたか?
主
早速解説に移りましょう
主
今回の主人公は、職場の上司を呪おうとしていたようです。
主
目を閉じ、呪いたい相手と、その呪いの効果を思い浮かべて、
主
最後に目を開ける
主
主人公は、上司の顔を思い浮かべた後
目を開けてしまいましたね
主
最後まで本を読んでから始めるべき儀式だったようですね。
主
自分の思い浮かべた呪いが、自分に返ってくることになってしまいました。
主
みなさんも、嫌いだからといって、容易に人を呪ってはいけませんよ?
主
人を呪わば穴2つ
主
人を呪い殺せば、自分にも呪いが帰ってきて、墓穴が2つ必要になる、という意味のことわざです。
主
今回の話はここまでです。
主
読んで頂きありがとうございました。