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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

俺の会社に嫌いな上司がいる。

いつも理不尽に叱られて、残業を強いられている

そんな上司が嫌になって、本屋で見つけた呪いの本を使ってみることにした。

正直、呪いは半信半疑ではあるけど、呪えるなら呪ってやりたい。

『この本の手順通りに行えば、呪いたい人を呪うことができます。』

『ですが、手順を間違えると、呪いが貴方に帰ってきます。』

『まず、目を閉じて、呪いたい相手を思い浮かべます。』

俺は目を閉じて上司の顔を思い浮かべた。思い出しただけでイライラする顔だ。その後次のページをめくった。

『次に、呪いたい相手に降りかかる不幸を思い浮かべてください。』

不幸か。どうせなら、今俺が思いつく限りの苦痛を味あわせてやる。

『最後に、 目を開けてください』

こんにちは。

今回の意味が分かると怖い話はいかがでしたか?

早速解説に移りましょう

今回の主人公は、職場の上司を呪おうとしていたようです。

目を閉じ、呪いたい相手と、その呪いの効果を思い浮かべて、

最後に目を開ける

主人公は、上司の顔を思い浮かべた後

目を開けてしまいましたね

最後まで本を読んでから始めるべき儀式だったようですね。

自分の思い浮かべた呪いが、自分に返ってくることになってしまいました。

みなさんも、嫌いだからといって、容易に人を呪ってはいけませんよ?

人を呪わば穴2つ

人を呪い殺せば、自分にも呪いが帰ってきて、墓穴が2つ必要になる、という意味のことわざです。

今回の話はここまでです。

読んで頂きありがとうございました。
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