神野
神野
一瞬、背筋が凍りついた
前野 モミジ
神野
神野
前野 モミジ
私は補習室を飛び出した
何も考えられないぐらい辛かった
母
母の事など無視して部屋に閉じこもる
前野 モミジ
私は悲しみにふけていた。
先生の言葉とともに過去の自分が脳裏にうつしださる。
母
先生達
友達
大勢の人々
確かに私は、周りの人に褒められる事が生き甲斐だと思ってきた。
だから、病気でも必死に勉強してきた。
困ったクラスメイトがいたら、嫌でも助けた。でも、その分裏の顔もあった。
去年通っていた塾での出来事だったかな
同い年で、気が弱くて頭の悪い優奈って子を私はいじめていた
前野 モミジ
優奈
先生との補習の時の私みたいに、ぺこぺこ泣いて謝ってたっけ…あの子
結局、優奈は塾をやめて、私もそれを追うかのように辞めた。
神野先生は気づいていたんだ。私の正体に…私が猫をかぶってるって事に…
頭の中で蘇った記憶をたどっていると、部屋のドアがノックされる音が聞こえた
母
前野 モミジ
母
翌日
理科の授業が終わり、私は神野先生を補習室に呼び出した
神野
前野 モミジ
神野
前野 モミジ
私は補習室のカーテンを閉めて、ドアに鍵をかけた。
神野
前野 モミジ
神野
前野 モミジ
もみじは三つ編みの髪をほどき、神野に接近した
前野 モミジ
神野
神野
この後二人はどうなる?
続く