突然ですが、皆さん
俺はどうしたらいいんですか…?
俺は今、 超変人女装男子に迫られている。
いや、見た目は 超絶美少女…なんだけどさっ。
佐知川 琴
よく考えてみたんだ。 どんな恋…とはズバリなに?
俺は純粋なDK。 大好きなのは可愛い女の子。
しかし、中身も女の子に限る。
そんな俺に、 中身男のやつが『恋しよう…?』
猪又 修司
佐知川 琴
中身少年な美少女が、 向かいのテーブルからニヤリと笑う
こういう顔されると たまらなくぎゅんってなるから やめてほしい
佐知川 琴
佐知川 琴
佐知川 琴
佐知川 琴
佐知川 琴
佐知川 琴
猪又 修司
猪又 修司
猪又 修司
佐知川 琴
佐知川 琴
猪又 修司
猪又 修司
猪又 修司
猪又 修司
猪又 修司
猪又 修司
猪又 修司
佐知川 琴
佐知川 琴
猪又 修司
佐知川 琴
猪又 修司
佐知川 琴
佐知川 琴
佐知川 琴
佐知川 琴
猪又 修司
確かに…。
でもそう言われると もう何も言えないんだよなぁぁ
佐知川 琴
猪又 修司
その時のそいつの顔は
なんだか寂しそうだった。
目を伏せ発せられた 低めの声音が俺の耳に入り、
何かをざわつかせた。
猪又 修司
猪又 修司
猪又 修司
佐知川 琴
エ
気づけば俺は、 テーブルの向かいに座るそいつの 髪の束を右手で掴んでいた。
俺はなにやってんだぁぁあ!!
佐知川 琴
佐知川 琴
猪又 修司
佐知川 琴
猪又 修司
佐知川 琴
猪又 修司
佐知川 琴
猪又 修司
佐知川 琴
なんだか、 こうして普通に話してると
リア充になったというより、 少し友好的な関係でいる 女子と話している気分だ。
まぁ、こいつが女って思えば… 別に…
マッチョメイド
でもその言葉を堺に、 俺は現実へと引き戻された。
佐知川 琴
猪又 修司
佐知川 琴
佐知川 琴
佐知川 琴
猪又 修司
猪又 修司
佐知川 琴
猪又 修司
猪又 修司
佐知川 琴
猪又 修司
まただった。
そいつが変な表情を見せたから、 俺はなぜか食い下がってしまった。
マッチョメイド
猪又 修司
猪又 修司
なんか よくわかんない時間だったけど、
なんだかすごく疲れた。
そして『もう二度とこねぇ』 そう誓った。
まぁまさか、 これでこの出会いが終わらないとは…
この時の俺は知る由もなかったわ。
猪又 修司
結局俺はその日、 ギャルゲーをすることもなく
ただボーッとした クリスマスイブを過ごした。
猪又 カエデ
中3の妹が 俺の部屋に出現した。
猪又 修司
猪又 カエデ
猪又 カエデ
猪又 カエデ
猪又 修司
猪又 カエデ
勢いよくしまった部屋のとびらを しばらくの間俺は見つめていた。
猪又 修司
女装なんて正気じゃない。
それに可愛い。
なーーーんか気になって仕方ない…。
猪又 修司
猪又 修司
ひとりでに納得すると、 俺はそのまま眠りについた。
それから一週間くらいたった頃。
その日は元日。 両親と妹が初詣に行っている中、
俺はなぜか頼まれたお使いの コンビニの帰りだった。
猪又 修司
猪又 修司
猪又 修司
猪又 修司
馬鹿みたいに独り言を叫びながら、 コンビニの袋を振り回す。
中に入っている牛乳が 今頃泡立っているだろう。
猪又 修司
猪又 修司
俺は心の叫びを漏らすとき、 本当に 何かと出会ってしまうのかもしれない
ガツンと身体に衝撃がはしった。 頭下から小さな悲鳴がきこえる。
猪又 修司
気づけばそこは曲がり角で、 俺はよそ見をしていて 誰かとぶつかってしまったらしい…
猪又 修司
???
???
え?なに今の。 舌打ち…?幻聴?
???
幻聴じゃなかった。 南無阿弥陀仏。
猪又 修司
猪又 修司
???
よく見ると、俺を見上げるそいつは どことなく美少年雰囲気を 醸し出している
元日だというのに、 隣の結構頭のいい高校の 学ランを身につけている。
綺麗な顔立ちだなー、 なんて見惚れていると 突然脇腹をグーパンされた。
猪又 修司
???
ん?なんか聞いたことあるぞ、 この声。
猪又 修司
???
???
???
???
猪又 修司
猪又 修司
???
コンクリートの上に落ちてある 黄色の板を拾い上げると
目線のところまで持ち上げてみる。 『柚子浜 美琴』
猪又 修司
???
猪又 修司
柚子浜 美琴
猪又 修司
猪又 修司
猪又 修司
柚子浜 美琴
柚子浜 美琴
猪又 修司
猪又 修司
俺は名札を少年に返して、 その場を去ろうとする。
しかし背後から 少年が俺の腕を引く。
猪又 修司
柚子浜 美琴
柚子浜 美琴
柚子浜 美琴
猪又 修司
柚子浜 美琴
猪又 修司
猪又 修司
猪又 修司
柚子浜 美琴
猪又 修司
まぁ嘘だけど。
声聞いてすぐわかったわ。
俺の声優さんらぶな ギャルゲー耳を舐めるな
猪又 修司
猪又 修司
柚子浜 美琴
柚子浜 美琴
猪又 修司
柚子浜 美琴
猪又 修司
柚子浜 美琴
猪又 修司
猪又 修司
猪又 修司
猪又 修司
猪又 修司
柚子浜 美琴
猪又 修司
柚子浜 美琴
猪又 修司
柚子浜 美琴
猪又 修司
猪又 修司
猪又 修司
柚子浜 美琴
柚子浜 美琴
猪又 修司
猪又 修司
猪又 修司
猪又 修司
猪又 修司
猪又 修司
柚子浜 美琴
柚子浜 美琴
柚子浜 美琴
猪又 修司
柚子浜 美琴
柚子浜 美琴
柚子浜 美琴
柚子浜 美琴
柚子浜 美琴
猪又 修司
その瞬間、風がふいた。
俺の背後をとるように、 少年が抱きついてくる。
猪又 修司
どうしていいのかわからぬまま、 俺はしばらく固まっていた。
柚子浜 美琴
猪又 修司
神様、
俺が求めていたラブコメとは、 少し違いませんか?
その3へ続く。
コメントでの感想まってます!!
コメント
3件
ツンデレ君がすきって言った瞬間 ぎゅんってなった(笑)
お尊かったです( ´ཫ`) 次も楽しみに待ってます!!!