莉子
いきなりスタート!
さんど
隙だらけの背中に羽はない
さんど
大きな傷が残っているだけ
しゅん
訳あってなくしちゃった
さんど
んだと
さんど
少し前に聞いたばかり
さんど
俺たちは一人に一色の
さんど
羽を与えられて生きている
さんど
しゅんの羽は何色だったの?
しゅん
ニコッ
さんど
(笑ってあなたは答えない)
さんど
俺
さんど
しゅんに
さんど
隠し事をしてる
さんど
俺は羽を与えることができる
さんど
そのかわり俺の羽はなくなるけど
さんど
しゅんにならあげていいよ
しゅん
!!!
さんど
どんな色が似合うだろう?
さんど
俺の白茶(こがね)はあなたに似合うかな
さんど
冗談めかしそんなこと言ったら
さんど
しゅんはみたことない顔して
しゅん
今すぐ失せろ
さんど
と言った
さんど
隙だらけの背中に羽はない
さんど
大きな傷が残っているだけ
さんど
しゅんが自分で切り落としたんだと
さんど
少し前に知ったばかり
さんど
俺達はなぜ?
さんど
一人に一色の
さんど
羽与えられて生きているの?
さんど
羽のあるしゅんがどんなだったのか
さんど
もう
さんど
2度と浮かべたりしないよ
しゅん
俺はさんどに隠し事をしてる
しゅん
俺は昔羽を与えることができた
しゅん
君を色取ってる
しゅん
白茶色は本来
しゅん
君の色なんかじゃない
しゅん
初めてあった君の羽は
しゅん
見たことないほど黒い色をしてた
しゅん
(黒い翼は不幸を呼ぶ噂)
しゅん
(君はいつも同じ顔して)
さんど
消えたい
しゅん
(と呟いた)
しゅん
(さんどは黒い翼のせいで嫌われていた)
しゅん
(そしていつも同じ顔をして言う)
しゅん
(''消えたい''と)
しゅん
(本当に消えるべきなのは黒い翼の方なのに)
しゅん
(翼を与える条件は相手が記憶を失ってしまうこと)
しゅん
(自分の翼がなくなること)
しゅん
(それでも俺は迷わなかった)
しゅん
ちがうよ消えるべきは君じゃなくて
しゅん
その深黒の羽の方だろう?
さんど
!!!!
しゅん
記憶と引き換えに羽の色が
しゅん
変わるなら
しゅん
そうしたいと思うかい?
さんど
あぁ!
しゅん
どんな色が似合うだろう
しゅん
ごめんね俺に選ぶ力はないよ
しゅん
でも俺を色取ってる白茶色はきっと君に
しゅん
似合うだろう
しゅん
さようなら
しゅん
また今度
しゅん
初めて
しゅん
あったら
しゅん
素敵な
しゅん
羽だと笑顔で褒めてあげる
さんど
ウワァァァン😭
さんど
スウ…スウ(( _ _ ))..zzzZZ
しゅん
泣き疲れて眠っている
しゅん
君にそっと写しかえるために
しゅん
俺はとびきり大きい刃物を
しゅん
震える手で背中に当て
しゅん
羽を切り落とした
莉子
疲れたぁ…
莉子
次はねぇ「TikTokメドレー」にするよ!
莉子
文字あってるかわからないけど頑張るよ!
莉子
バイバイ!