テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
jp
朝の昇降口。じゃぱぱが俺の背後から肩に腕をかけてきた
ur
ur
jp
jp
jp
ur
全く悪びれもしてないように見える親友に、思わず苦笑
ur
jp
「だけ」を強調してみたつもりなのだが、この鈍感な友人にはまるで通じていない。
ur
ur
俺が言いかけてやめたのを、じゃぱぱはいつものノリで笑い飛ばした
色気とかどうでもいいし、その美人転校生とやらも、平凡な学校生活を目指す俺には全く関係ない
そう、思っていた。
____教室のドアが開くまでは
rn
rn
rn
rn
少し緊張気味にちょこんとお辞儀をすると同時に、明るい水色の髪がゆれた。
彼女が顔を上げた瞬間、目が合ったような気がして
その笑顔に、俺の心臓はどきんと音をたてた
何かが違った。
その表情、姿勢、雰囲気に、気付かぬうちに目を奪われていた。
jp
jp
jp
じゃぱぱの声が、自分を現実に引き戻す
ur
jp
じゃぱぱはちょっと怪訝そうに俺を見つめた後、目線を前に戻した。
先生
先生
担任の一言に、俺はぎこちなく頷いた。
るなさんが、俺のすぐ後ろに座る。
rn
rn
rn
俺が振り返ると、るなさんはこくん、と首を傾げて笑っていた。
その笑顔がずるいくらい綺麗で。
こころなしか、どこからか風が吹いた気がした。
私はその様子を、転校生のるなさんの隣の席から静かに見ていた。
na
13年間、ずぅっと隣にいた。
そしてこれからも、隣にい続けるのは自分なんだろうなって
漠然と感じていた。
…でも
rn
rn
na
na
そう言うと、るなさんはとても嬉しそうににぱっと笑った
na
あの時、うりさんの顔が
一瞬…ほんの一瞬だけ
輝いたように見えたのは
私の気のせいだろう
…いや、
私がそう『信じたい』
だけなのかもしれない
放課後 駅前の花屋
jp
no
no
jp
jp
そう言って笑い飛ばして見せるけど
自分で言うのはなかなかに辛いものがある
no
カウンターで笑う青年。
年上のくせに気取らず、何でも話しやすい。
no
jp
jp
no
no
なおきりは笑いながら、黄色いガーベラを一輪、包み紙にくるんだ
no
jp
こんなに紳士的で、気遣いができて。
こう言う男だったら俺も、悩みなんてないのだろうかと
そんなことを思いながら花屋を後にした