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好きになってはいけない。

第4話 - 好きになってはいけない。

2019年09月08日

#恋愛

#先輩後輩

amane@歌ってみたの人

白霧冬夜

ちょっと黙って…

望月楓

ひゃ！

なになになになに…！？

白霧冬夜

っ/////

白霧冬夜

ご、ごめん…

望月楓

い、いえ…

白霧冬夜

俺風呂入って寝るわ。

望月楓

わ、わかりました。

望月楓

私も寝ますね。

望月楓

おやすみなさい…

白霧冬夜

おやすみ…

どうしよう…真っ暗…

私暗いとこ苦手なのに…

とっさに電気消しちゃったから…

先輩もいるし電気付けれない…

ていうかベッドから出れない…

望月楓

………//

白霧冬夜

………？

白霧冬夜

どうした？

望月楓

えっ？先輩寝てなかったんですか？

白霧冬夜

ああ、ちょっとな。

白霧冬夜

俺これぐらいの明るさだとまだ寝れないかも。

白霧冬夜

俺電気付けたまま寝れないタイプだし。

ですよねー

望月楓

や、やっぱり…

白霧冬夜

え？何がやっぱり？

望月楓

え？いえ、なんでもないです…

白霧冬夜

………、、

白霧冬夜

もしかしてお前暗いとこ苦手か？

望月楓

え？そ、そんなこと…な、ないですよ…！

白霧冬夜

嘘ついてるだろ。

なんで分かるの！？怖いんだけど！

望月楓

嘘なんかついてないですよ…！

白霧冬夜

ふーん。じゃあ今カーテン開けてるけど閉めていい？

白霧冬夜

俺寝れないから。

望月楓

え？辞めてください！

望月楓

ひゃっ！

白霧冬夜

ちょ！お前！

白霧冬夜

………/////

あんま詳しくは分からないけど…

絶対これ先輩のこと押し倒してるよ…ね…？

望月楓

す、すみませんっ！

白霧冬夜

ちょっと待って、動かないで…

望月楓

え？なんでですか？

白霧冬夜

いや、なんか今カーテンの明かりで顔見えたらやばいから/////

望月楓

それってどういう…

白霧冬夜

だから見るなって！/////

え？ちょ…先輩私の事抱きしめて…

望月楓

わ、わかりましたから！

望月楓

手、どけてください。

白霧冬夜

わ、悪い…

望月楓

すみません…

白霧冬夜

なんでお前が謝るんだよ…

望月楓

だって私が暗いの苦手じゃないって嘘ついたから…

白霧冬夜

まぁお前と密着出来たし俺は満足だけど？

望月楓

ま、またそんなこと言って…

望月楓

もう知りません！

望月楓

私誠と凛の部屋で寝ます！

白霧冬夜

わ、悪かったって…

望月楓

先輩は…

望月楓

なんで私に付きまとうんですか？

白霧冬夜

つ、付きまとう！？

望月楓

はい。そうじゃないですか。

望月楓

放課後だって偶然って言ってましたけど。

望月楓

あれ嘘ですよね？

白霧冬夜

バレてた？

望月楓

はい。バレバレです。

白霧冬夜

バレてたかー

望月楓

で、なんでなんですか？

望月楓

やっぱり私は先輩のこと好きじゃないからですか？

白霧冬夜

それもあるけど…

白霧冬夜

もう一つあるかな。

望月楓

え？なんですか？

白霧冬夜

それはお前が俺に惚れたら教えてやるよ。

望月楓

またそんな事言って…

望月楓

ほんと。

望月楓

先輩ってドS要素ありますよね。

白霧冬夜

前も言われた。

望月楓

いつも周りに居る女子にですか？

白霧冬夜

いや、元カノに。

望月楓

え？あ…先輩って彼女居たんですね。

白霧冬夜

ああ。中学の頃にな。

白霧冬夜

浮気されてたけど。

望月楓

え？どうして…

望月楓

あ…すみません…

白霧冬夜

いや、特別に教えてやるよ。

望月楓

は、はい…

白霧冬夜

俺の中学の頃のことなんだけどさ。

白霧冬夜

俺結構中学の頃今以上に遊んでてさ。

白霧冬夜

それで、夜歩いてたら、

白霧冬夜

その彼女にあったんだよ。

白霧冬夜

まぁその彼女は、ナンパされててさ。

白霧冬夜

結構可愛かったから。

白霧冬夜

助けたんだよ。

白霧冬夜

それで彼女が一目惚れしたらしく。

白霧冬夜

ホテル行ってヤったんだよ

望月楓

はぁ…

白霧冬夜

それで、ホテルにあったんだけど。

白霧冬夜

手錠が合って。

白霧冬夜

まぁその時ほお互い酒飲んでて

白霧冬夜

彼女も手錠許してくれて。

白霧冬夜

で、5、6回デートしたら。

白霧冬夜

彼女から告白されて。

白霧冬夜

付き合うことになったんだ。

白霧冬夜

それで、またそのホテル行ったら。

白霧冬夜

手錠と目隠しのタオルがあったんだよ。

白霧冬夜

それを付けさせようとしたらさ。

白霧冬夜

ドン引きされて。

白霧冬夜

その時は酒入ってなかったから。

白霧冬夜

無理だったみたいでさ。彼女

白霧冬夜

｢別れよ。｣って言われて。

白霧冬夜

付き合ったその日にあっさりと終わった。

望月楓

なんか彼女さん気分屋ですね。

白霧冬夜

分かる。

白霧冬夜

で、俺腹たって、

白霧冬夜

結構美人の集まる今の高校に勉強頑張って入ったわけよ。

白霧冬夜

モテるために髪の毛とか。

白霧冬夜

気にしたり。

白霧冬夜

身長とか伸ばしたり。

白霧冬夜

バスケ部に入ったりして。

白霧冬夜

ちょっとカッコイイイメージ付けるために、他校の不良と喧嘩するために。

白霧冬夜

ボクシング始めたり。

白霧冬夜

それで、近ずいてくる女が居たら。

白霧冬夜

ホテルに連れて行って。

白霧冬夜

ヤって。

白霧冬夜

でも、全員手錠とか目隠しとか嫌がらないんだよ。

白霧冬夜

酒も入ってないのに。

白霧冬夜

それで俺は一気にモテ始めて。

白霧冬夜

｢俺は否定されない存在なんだ。｣って思うようになって。

白霧冬夜

元カノにざまぁって言いたいけど。

白霧冬夜

今思えはヤバいやつだなって思って。

白霧冬夜

まぁでも、遊びは辞められないから。

望月楓

遊びを一番やめた方がいいですよ…

白霧冬夜

で、高３になると、１年にバリ可愛い子居たんだよ。まぁ誰かは言わねーけど。

白霧冬夜

めっちゃタイプで。

白霧冬夜

その子も惚れさせるようにしたんだよ。

白霧冬夜

まぁ惚れてると思うけど。

白霧冬夜

で、もう一人、

白霧冬夜

お前が俺に惚れなかった。

白霧冬夜

それに腹たったけど。

白霧冬夜

お前結構面白いやつだし。

白霧冬夜

惚れるまで一生諦めないって思って。

白霧冬夜

で、今この状況よ。

望月楓

１年のクラスで一番可愛い子って…まさか…

白霧冬夜

え…？お前まさか…

望月楓

神山美里沙さんのことですか？

白霧冬夜

え？なんで？

望月楓

やっぱり！

白霧冬夜

え？いや…ちが…

望月楓

私応援しますね！

白霧冬夜

いや…なんでそういうことに…

望月楓

だって先輩ですし、応援したいですもの！

白霧冬夜

ど、どーも…

好きになってはいけない。

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