TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

浅野アサミ

始めようか。

浅野アサミ

椅子はひとつに残された……という事で

浅野アサミ

椅子の上には画鋲を
置いておこうかな。

茜 萌音

は!?

沢木 ユウ

なんで画鋲置いてんだよ!?

沢木 ユウ

これじゃ座れねぇだろうが!!

浅野アサミ

座れないことは無いよ?

浅野アサミ

根性で何とか乗りきってね。

茜 萌音

アンタ……イカレてるわ

安藤 あんず

椅子の上に画鋲……なんて

乙桐ソウタ

絶対に痛い目を見る……
そういうことだね。

安藤 あんず

ていうか乙桐、アンタ臭すぎるわ。離れて。

沢木 ユウ

クソ……

茜 萌音

こんなんじゃ序盤で
負けた方がマシじゃんか……

浅野アサミ

それはどうかな?

浅野アサミ

思い出してみなよ。

浅野アサミ

画鋲の上に座って固定され続けた黒川ちゃん

浅野アサミ

恐怖のあまり逃げ出した結果ナイフで刺された安藤さん

浅野アサミ

汚水の中に顔を沈められ苦しんだ…

浅野アサミ

……

浅野アサミ

楽しんだ、乙桐君。

沢木 ユウ

そこだけ特殊すぎんだろ……。

浅野アサミ

あなたはどの罰も
受ける覚悟が

浅野アサミ

出来てるってことかな?

沢木 ユウ

チッ…

茜 萌音

クソ……

沢木 ユウ

黒川たちより
重い罰を受ける確率はあんのかよ?

浅野アサミ

もちろん。そりゃあそうだよ。

茜 萌音

まぁ、重い罰受けるよりは

茜 萌音

画鋲の上に座った方が何倍もマシか…

沢木 ユウ

悔しいけど、
それしかねぇ…。

黒川ゆり

ひ、ひどすぎるよ…

安藤 あんず

こんなのってないわ…

浅野アサミ

全部あなた達がやったことなのに。

茜 萌音

だ、だとしても
これはやりすぎだろ!

茜 萌音

アタシらだって、こんなやってねーし!

浅野アサミ

心も壊された私の気持ちにもなってほしいな。

浅野アサミ

知らないと思うけどね。

浅野アサミ

あなたたちが受けた罰は私の人生に比べれば

浅野アサミ

100億倍マシだよ。

茜 萌音

は……?

浅野アサミ

まあその話は
このゲームが終わったあとで。

浅野アサミ

気が向いたら
話してあげても良いよ。

浅野アサミ

……さ、もう時間も押してるし

浅野アサミ

さっさと始めようか。

浅野アサミ

覚悟は出来たかな?

沢木 ユウ

おうよ……

茜 萌音

やってやる…

浅野アサミ

それじゃ

浅野アサミ

ファイナルゲーム

浅野アサミ

スタート♪

〜♪

愉快な音楽が 流れる。

沢木 ユウ

ちょ、お前

沢木 ユウ

椅子の前に来た途端
速度落とすのは

沢木 ユウ

反則だろ!

茜 萌音

うるせえ!

乙桐ソウタ

2人とも、無駄話なんか
していたら

乙桐ソウタ

音楽がよく聞こえなくなるよ。

茜 萌音

チッ…

乙桐の言葉によって 2人の集中が 取り戻されようとした、

その時。

ピタッ、と音楽が止まった。

茜 萌音

ー!!!!

好位置についていたのは、

茜だった。

茜 萌音

はっ……

茜 萌音

画鋲なんか……
怖くねぇし!!

茜 萌音

怖く……

口では そう言ったものの、

椅子いっぱいに 敷き詰められた画鋲を見て、

茜の動きはピタリと思った。

その瞬間、

沢木 ユウ

どけえええええええっ!!

ドンッ

茜 萌音

なっ……

沢木 ユウ

オラアアアアアッ!!

隙を着いた沢木が、

椅子に、座った。

沢木 ユウ

いっっっってえええええええええええええええええ!!!!

黒川ゆり

ひいいいい!!

安藤 あんず

嘘……でしょ…

沢木 ユウ

おおおぉい!!
アサミイイィ!

沢木 ユウ

もう、立って、
良いよ、なあ!?

浅野アサミ

え?むしろダメなんて言ったっけ?

浅野アサミ

座ったら勝ちなんだから、座った瞬間立ち上がっちゃえば良かったのに。

沢木 ユウ

じゃあ初めからそう言えや!!

沢木 ユウ

あぁ……いってぇ…

浅野アサミ

ふふ、痛そう。

沢木 ユウ

当たり前だろォ!!!

浅野アサミ

さてと……

浅野アサミ

これでやっと
あなたの番だね。

浅野アサミ

茜萌音さん。

茜 萌音

……

浅野アサミ

顔が真っ青だよ?大丈…

茜 萌音

……よ

浅野アサミ

ん?

茜 萌音

悪かったよ!!

浅野アサミ

……

茜 萌音

謝る、悪い!悪かった!!

茜 萌音

アタシが全部悪かった!!

茜 萌音

謝る!!

茜 萌音

だから頼む!!頼むから

茜 萌音

許して……下さい

浅野アサミ

許してください…ねぇ…

浅野アサミ

……モタモタしてないで始めるよ?

浅野アサミ

それともあなたも、
ナイフでグサッと

浅野アサミ

刺されたい?

茜 萌音

わ、わ、分かった!!

茜 萌音

分かった!!から!!

浅野アサミ

珍しく聞き分けがいいね。

浅野アサミ

はい、じゃあこれ。
引いてー。

茜は震える手で くじ箱の中の紙を取り出した。

浅野アサミ

さ、何だったかな♪

茜 萌音

……何、これ

茜 萌音

……何も書いてないんだけど

黒川ゆり

え……?

沢木 ユウ

何も書いてない……って
ミスか?

乙桐ソウタ

こんなに準備万全なのにミスをすると思う?

安藤 あんず

じゃあ、もしかして……

安藤 あんず

命を……?

茜 萌音

や、やめろよあんず!!

茜 萌音

なんなんだよこれ!?

浅野アサミ

運が良かったね、茜さん

浅野アサミ

何も書いてない紙は
ハズレ

浅野アサミ

罰ゲーム無しだよ

黒川ゆり

え……!?

安藤 あんず

罰ゲームが、無し……?

沢木 ユウ

はああああ!?

沢木 ユウ

そ、そんなん聞いてねぇよ!

浅野アサミ

ないとは言ってないよ?

沢木 ユウ

は……それじゃオレ……

乙桐ソウタ

画鋲の上に座った意味が無かったね。

沢木 ユウ

は……

沢木 ユウ

ふ、ふざけっ

茜 萌音

アハ……

茜 萌音

アハハハ……

茜 萌音

アタシってほんと
運が良いみたい

茜 萌音

罰ゲームがなし……

茜 萌音

ふふ…アハハハ……アハハハハハハハハ!

茜 萌音

無事に帰れるっ!!

浅野アサミ

……ともあれ、
全てのゲームは終了したよ

浅野アサミ

おめでとう。
見事、命を落とさずに済んだね。

浅野アサミ

無事に家に帰れるよ。

沢木 ユウ

よ……

沢木 ユウ

よっしゃああああああ!!

黒川ゆり

良かった……良かった……!

安藤 あんず

やっと帰れるのね…

乙桐ソウタ

あのさ、みんな

沢木 ユウ

あ?なんだよソウタ?

乙桐ソウタ

……アサミ

乙桐ソウタ

君、言ってたよね?

乙桐ソウタ

このゲームが終わったら君自身の過去を話すって。

乙桐ソウタ

……聞かせてよ。

沢木 ユウ

はぁ!?そんなことしてるばあいか!?

沢木 ユウ

オレらだって……怪我してんだろ!?

乙桐ソウタ

みんなだって、これで分かったでしょ。

乙桐ソウタ

俺たちがやってきた事がどれだけ惨いことだったのか。

安藤 あんず

……うちも、乙桐の意見に賛成よ

安藤 あんず

聞くぐらいは、良いんじゃないの

黒川ゆり

わ、わたしも!
乙桐君に賛成…!

沢木 ユウ

はぁ……

沢木 ユウ

長くは、聞けねぇよ……

茜 萌音

……

茜 萌音

勝手にすれば?

浅野アサミ

……

浅野アサミ

良いよ。

浅野アサミ

これくらいの要求は呑んであげる。

イストリゲームデス

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

444

コメント

2

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚