コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
死体は、嘘をつかない
血が止まり、温度が失われ
そこにイザナはいなかった
鶴蝶
俺の声は届かなかったんだな
鶴蝶
鶴蝶
鶴蝶
って
_アイツはいつだって孤独だった
俺だけが知ってる
震える背中
全世界を敵に回してでも
守ってやりたかった
鶴蝶
イザナ、死ぬなよ
なあ、死ぬなって
何度言っても、もう答えてくれない
_だから
俺はポケットから
冷たい金属を取りだした
震える手で、そっと引き金に手を添える
鶴蝶
あの日のあいつの言葉を
今度は俺が行ってやる
鶴蝶
鶴蝶
__バン