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モンスターガールズ第一章ーすべての崩れー

第7話 - 第三話ー双子の妹と思い出したくない記憶ー

2021年10月24日

#wrwrd！

#wt

#日常組

#pkt

ヴァルク

ライ

はい。スタート。

ライ

ただいまー。って誰もいないかｗ

？？？

お帰りお姉ちゃんっ！

ライ

...!?何でここにいるの...？

アリア...。

アリア

いいじゃん。家族なんだし。

ライ

...あなたとは縁を切ったはずよアリア。
近寄らないでくれる？

アリア

そんなこと言わないでよ「アリスお姉ちゃん」。

ライ

っ⁉

「アリスなんて必要ない。」

ライ

やめて！私はそんな名前じゃない！
その名前で呼ばないで！

アリア

何言ってるの？お姉ちゃんはアリスでしょ？
お父様がつけてくれた大事な名前じゃん。
赤月　蟻子。

ライ

やめて！違う！そんな名前じゃ...！

アリア

お姉ちゃんは、生まれてから死ぬまで、

ライ

やめて！聞きたくない！
言わないで！

アリア

「赤月　蟻子」なんだよ？

ライ

やめてよ！
違う！私は蟻子なんかじゃない！
私は...そんな名前じゃ...。

アリア

これ以上言われたくなかったら、
大人しく今から言うところについてきてくれるよね？

ライ

...どこに行けばいいの...？

アリア

YT学園の裏の廃墟知ってる？

ライ

昔爆発事故が起きたって言うあの工場？

アリア

うんっ♡そこに来てくれる？

ライ

...分かった...。

アリア

じゃ、お先に行ってるね♡

開いていた窓からアリアは羽を出して飛んでいく。

ライ

...............。

「蟻子、お前はうちに必要ない。消えてくれ」

ライ

っ！

そんな言葉が頭に響く。

ライ

違う...私は...生きてる理由なんて...。

ライ

行こう...。急がなきゃ...。

ライ

...。

アリア

あ、お姉ちゃん～♡

ライ

...。

アリア

お姉ちゃん冷たい～♡アリア悲しいっ！

ライ

要件は何？

アリア

お姉ちゃんってさ、人間？

ライ

...そうだけど...。

アリア

残念♡お姉ちゃんは吸血鬼でした～♡

ライ

ダメ私！集中力を保って！流されちゃダメ！

アリア

そうですよね？”アリス様”？

ライ

その瞬間だった。

ドクン

ライ

交代の時間みたいねえ。ライ？ねえ、

交代。

ライ

...。

だ...誰...？

アリス

ふふ...やっとこの体を操れる。

アリア

お久しぶりですアリス様っ♡

アリス

お久しぶり、8番。
「ブラックモンスター」の調子はどう？

アリア

アリス様がいなくなってから、
少し悲しくなりました～♡

アリス

はいはい。他には？

アリア

今は戦力の高い能力者を集めている途中でして、
ララト様が頑張っております♡

アリス

...あいつがボスになったのね。
まあ、戦力の高い？？？だし、
いいんじゃないかしら。

アリア

アリス様優しい～♡
尊敬しますっ♡

アリス

はいはい。

アリア

それでぇ～アリス様にお願いがあるんですけどぉ～♡

アリス

何？

アリア

私とぉ～
タイマンしてくれませんか？

アリス

ふ～ん？いいわよ。
勝てるのならね？

アリア

やったぁ～♡

アリス

さ、私は手ぶらでいいわよ？

アリア

え～じゃあ私も♡

アリス

あら、良い度胸ね。
いつでも来ていいわよ？

アリア

じゃ、遠慮なく♡

ガンッっとアリアが床を蹴り、背後まで来る。

アリス

...甘いっ！

私は後ろに回り蹴りをしてドンっとアリアのみぞおちに当てる。

アリス

命中♡

アリア

がっ...。

私はそのまま勢いよく蹴り、アリアを飛ばす。

アリス

修行が足りてないわよ？8番ちゃん？

アリア

...。

アリス

あら、すこしやりすぎてしまったわね。
次は7番のお出ましかしら？

魔利

呼びましたか？アリス様。

アリス

いいえ。次はあなたの番よ？
ララトに伝えておいて。
7番が成功したら昇格でいいって。

魔利

え～♡私嬉しいですっ♡

アリス

はいはい。

そんなことを話していると、フラッとくらついてしまう。

アリス

っ！

魔利

大丈夫ですかアリス様！

アリス

ええ、大丈夫よ。
先に帰らせてもらうわ。
8番はブラックモンスターで何とかして頂戴。

魔利

かしこまりましたっ♡

あれは誰...？私の何なの...？

どうして私の中に居るの...？

アリス

悩んでいるようね。ライ。

ライ

っ⁉あなたは...？

アリス

私はもう一人のあなた。
吸血鬼の赤月　雷。

ライ

...え？

アリス

あ、自分のこと人間だと思ってたからびっくりした？

ライ

そりゃ...そうに決まってるじゃん...。

アリス

貴方は、吸血鬼の能力者。
吸血鬼と人間のハーフ。
だから、人間と妖怪の区別がつく。
誰が人間で、誰が人ならざるものか。

ライ

...。

アリス

ぺん兄やぴく兄が吸血鬼にされた理由も、ちゃんとあるのよ。

アリス

呆然と立っても現実は厳しいんだよ？

ライ

...私は...人間じゃなかった...？

アリス

うんっ！だから、たまに体借りるから、
そこんところよろしく！

ライ

...。

これが、

私の人生が崩れた瞬間だった。

ライ

アリアの性格は次回。
ではバイライ。

ライ

...wrwrd出てねえ...。

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ヴァルク

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