翌日 放課後の体育館
岩泉 一
虎杖 悠仁
あと、バレーはちょっとだけ興味あってさ!
及川 徹
国見 英
金田一 勇太郎
及川 徹
虎杖 悠仁
……えっと、こんな感じで?
(とりあえず見よう見まねで打つ)
虎杖 悠仁
ドゴォォン!!!
体育館に炸裂する爆音。 鋭く伸びたサーブは、及川の横を紙一重で通り抜け、壁に直撃。 バァンッ!!と反響する衝撃音に、周囲は一瞬静まり返った。
及川 徹
ボールの風圧で、及川の髪がふわっとなびく
及川 徹
虎杖 悠仁
及川 徹
命中してたら死んでたよ! この天才野生児!!
国見 英
あはは……わりとマジで……危なかったっすね……
金田一 勇太郎
及川 徹
虎杖 悠仁
及川 徹
うちの部にそんな才能の塊が混ざったら俺の存在感が消えるから!!!
岩泉 一
久遠 梓
伏黒 恵
任務中のちょっとした休憩時間。 私は、ペットボトルを片手にひとり水を飲んでいた。
そこへタイミングよく現れる、誰かの気配。
及川 徹
久遠 梓
夏でなくても、脱水症状は気をつけなければいけません
及川 徹
今、バレー部の子たち、ピリピリしてるから
久遠 梓
及川 徹
……やっぱり見えてるんだ
久遠 梓
私の目的は、彼を祓うことですから
及川 徹
久遠 梓
今更隠す必要もありません
及川 徹
久遠 梓
及川 徹
久遠 梓
及川 徹
久遠 梓
及川 徹
久遠 梓
及川 徹
梓がふっと、風の中で小さく微笑む。 その笑顔が、ほんの一瞬、及川の胸を打った。
及川 徹
久遠 梓
及川 徹
釘崎 野薔薇
及川 徹
久遠 梓
及川 徹
岩泉 一
( '-' )=⊃)`Д゚);、;'.・グホォ
及川 徹
夕焼けのオレンジが、体育館の壁を照らしていた。 風が少し冷たい。任務続きで張りつめていた神経が、じわりと弛緩する。
伏黒 恵
釘崎 野薔薇
虎杖 悠仁
目に映ったそのシルエットに、胸が強く打ち鳴った。
乙骨 憂太
久遠 梓
まるで時間が止まったようだった。 目の前にいるのが信じられない。 何度も見返した、送られてきた手紙。スマホの通知。けれど、声を聞くのは──本当に、久しぶりだった。
乙骨 憂太
……帰ってきたよ。こっちの任務、手伝わせてもらえるかな?
虎杖 悠仁
伏黒 恵
釘崎 野薔薇
乙骨 憂太
久遠 梓
……ありがとうございます
──その様子を、少し離れた場所から見ていたのは、青葉城西の大王様・及川徹。
及川 徹
え、なにこれ、俺の知らない顔してるんだけど? てか、誰あの爽やかイケメン!? 強いの?)
乙骨 憂太
及川 徹
及川 徹
今ので完全にフられた……
……いや、そもそも始まってすらなかったけど!?)
岩泉 一
及川 徹
岩泉 一
久遠 梓
岩泉さん...?
乙骨 憂太
……よろしくお願いします
岩泉 一
国見 英
及川 徹
乙骨 憂太
及川 徹
及川 徹
野薔薇ちゃんや梓ちゃんと違って一瞬で空気柔らかくなった気がする…!)
そんな中、ボール拾いを手伝っていた乙骨が、軽く構えたまま国見に尋ねる。
乙骨 憂太
国見 英
てか、普通にうまいな……
ボールがトスされた瞬間、空気が変わった。 静かなはずの彼の動きが、異様な精度を持っていた。
及川 徹
虎杖 悠仁
及川 徹
っていうか、空気がやたら柔らかい
なんで転校生組、初心者ばっかのくせに、こう殺人的に運動できんの……?)







