テラーノベル
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なみ
はな
私たち以外誰もいない音楽室に私とはなの声が響く。私たちは吹奏楽部。次のコンサートに向けてフルートの練習をしていた。
なみ
はな
なみ
私は音楽室のドアに手をかける。
なみ
ガチャガチャッガチャッ私は焦って何度も扉を引っ張る。
はな
なみ
空はもう暗くなってきている。急に怖くなって私は叫んだ
なみ
はな
なみ
はな
なみ
私は、とても怖かったけど、はなの明るい笑顔に少しだけ元気がでて、この時間を楽しむことにした。
先生
お母さん
なみ
先生
ガラっ
なみ
お母さん
なみ
振り返ってもそこには誰もいなかった。ピアノと肖像画が並ぶ、普通の音楽室だ。
なみ
お母さん
なみ
先生
なみ
先生
お母さん
私は訳も分からぬまま、その日は、家に帰った。次の日学校にきてもはなの姿はなく、誰もはなのことを知らないようだった
なみ
私は怖くなり、音楽の先生にはなの事を話した。
音楽の先生
なみ
音楽の先生
なみ
音楽の先生
なみ
音楽の先生
なみ
コンクールは大成功。優勝して幕を閉じた
なみ
どういたしまして!と笑うはなの声が聞こえたような気がした。
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