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しろる。

うぃうぃ

しろる。

新連載〜ッ!

しろる。

「転生したら推しに
殺される運命だった件」

しろる。

ないちゃん主人公〜ッ!

しろる。

転スラかよ()

しろる。

転スラいいよね

しろる。

リゼロの方が好き(急)

しろる。

んん"…ッ

しろる。

まぁまぁ…

しろる。

どうぞ〜ッ☆

 

はぁッ…はぁッ…

 

やっと、見つけた…ッ!

 

……

 

…はぁ、ッ

後ろにいる、 長剣を持った処刑人と 目の前に立ちはだかる 大きな岩を交互に見て、 何かを諦めたように 肩を落とし、息を吐く。

 

俺もここまで、かぁ…ッw

 

あぁ、もう…ッ
力入んねえわ…w

大きな岩の前に 力なく座り込み、 自嘲気味に笑って 処刑人を一瞥する。

 

………

無言で、その手に 持った剣を構える処刑人。

 

言い残すことは?

 

…ないよ

 

まぁ、強いて言うなら…

 

もう、人殺しなんて
するな

 

…俺は始めから
そのつもりだ

 

…そうか、なら
良かった

 

…ザシュッ(首を切る)

自分の血で霞む視界

薄れゆく意識

体の軸も、もう安定しない

 

短いけど、中々楽しい
人生だったわ…ッw

 

それが、最期の言葉となった

俺が最期に見たのは 全身に俺の血を浴び、 無言で剣を地面に落とし、 脚で踏み折る処刑人の 後ろ姿だった__

 

バタッ

ないこ

ピッ

ないこ

なんで…

ないこ

なんでこんなに
神なんだぁッ!!

テレビの電源を切り、 1人きりの家で 思いっきりそう叫ぶ。

ないこ

はぁ…ッ

ないこ

今日も推しが尊い…

ないこ

てか声良…ッ

ないこ

これでこの話も96周目…

そう、俺は…

かなり重度のオタクだ。 ちなみにこのアニメは、 元々原作が好きで 何十周も読んでいた。 ついこの前、 アニメ版が始まった。 オタ活&仕事ばかりの 生活のせいで、 彼女ができたこともないし、 友達すらいない。

会社の同期や上司から のあだ名は 「無駄イケメン」 「無駄エリート」

ないこ

俺だって…なりたくて
そうなったわけじゃねぇ
んだよぉッ…

ないこ

はぁッ

ないこ

朝のエネルギー補給
も終わったし、会社
行くかぁ…ッ!

ないこ

たまには、歩いて
駅に行くか…

ないこ

はぁ…ッ テクテクテクテク

 

…テクテクテクテク(イヤホン
つけて音楽聴きながら
歩いてる)

ないこ

…ッ あ、あの人…ッ…!

ないこ

チラッ(車道を見る)

ないこ

…ッ‼︎危ないッ!

ないこ

ドンッ

 

…ッ?

突然、見知らぬ会社員に 突き飛ばされ、何が起きたか 分からない、という様子で 呆気に取られている高校生くらいの 男の子と目が合う。

キキーッ!!

耳をつんざくような ブレーキ音が、近くで響く

ドンッッ

それから、逃げる間もなく 俺はトラックに轢かれた。

 

ぁ、あぁ…ッ

ないこ

……ッ

 

ーーーーーー、ーー
ーーーーー…ーーー
ーーー!ーーーーー
ーーー、ーーー!

腰が抜けて動けない青年と 頭から血を流して歩道に倒れる俺。

トラックの運転手が、 慌てて降りてきて どこかに電話をしている。

ないこ

…ニコッ

 

ごめん、なさい…ッ
ポロポロ

青年を安心させる為、 俺はゆっくりと 力なく微笑んだ。 全身が痛くて、 体は全く動かない。

俺に向かって謝り、 涙を零す青年。

あぁ、俺死ぬのか…

社畜として働くのも、中々 悪くなかったんだけどなぁ…

一回くらい、恋人欲しかったなぁ…

そういうこと、したかったなぁ…

友達、家に呼んでみたかったなぁ…

あと、アニメの続き 見たかったなぁ…

そして俺は、ピアスバチバチ、 ピンク髪と派手な見た目にも 合わず、彼女無し、友達無し、 童貞のまま、人生を終えた__

ないこ

…パチッ

ないこ

あ、れ…ッ?

ないこ

ここは…ッ?

ないこ

俺、死んだはずじゃ…ッ

神様

そうじゃ、お主は
死んだ。

ないこ

ぎゃぁぁッ!出たぁぁッ!

神様

むッ、出たとはなん
じゃ?聞き捨てなら
んな。

ないこ

へ、ッ だ、誰…ッ!?
(臨戦態勢)

神様

喧嘩などするつもりは
ないから安心せいww

ないこ

で、誰…?

神様

うむ、そうじゃな…

神様

まぁ、神、じゃな

ないこ

…うぇぇ…?

神様

何じゃそのドン引き
且つ疑っているような
反応は!

ないこ

いや、だって…

神様

まぁ、それはそうとお主

神様

『転生』、したくは
ないか?

ないこ

て、転生ッ!?✨

神様

うむ、したいんじゃな

ないこ

え、あ、はい

神様

では、精々楽しめよ〜ッ!

ないこ

え、ぁ…ッ

怪しい、神様…?が そう言った瞬間、 俺の足元に何も無くなって 俺は下へと落ちた。

ないこ

わぁぁぁぁぁぁッ!?

しろる。

おかえりんごッ☆

ないこ

はいキモい〜ッ

しろる。

はい酷い〜ッ

ツッコミ不在で草

しろる。

まぁまぁ

しろる。

続きはまたすぐ
書く…かもッ!

しろる。

以上、童貞変態ピンク
と特殊性癖持ち堕天使
でしたッ!

ないこ

おい誰が童貞変態
ピンクやッ!

しろる。

え、ないちゃn

ないこ

羽もぎ取るぞ

しろる。

怖すぎぃッ☆

しろる。

…スゥッ

しろる。

じゃあ、逃げまぁすッ☆

ないこ

え、あ、ちょッ!

ないこ

おつないでした〜ッ!
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