これは‥ヴァンパイアハンターである私とヴァンパイア兄弟との話です。
私はヴァンパイアハンターをしている両親の間に生まれた。
ヴァンパイアハンターって何って?
それはいわゆるヴァンパイアを退治する人のこと。ヴァンパイアは簡単には殺せない。唯一殺すことができるのは銀のナイフを持っているヴァンパイアハンターだけで普通の人には殺せないヴァンパイアの目撃情報を聞けばすぐに退治(殺し)に向かうのである。
正直私はヴァンパイアを殺すことなんてしたくなかった。なにも悪くない罪もないヴァンパイアたちを殺すことなんてできなかった。でも‥
姫の父
お前今なんて言ったんだ?
姫の母
ヴァンパイアを殺せないって
姫
当たり前です。なんの罪もないヴァンパイアを殺すなんて私にはできない
姫の父
ヴァンパイアは危険だ。人間の血を吸って殺すこともあるんだぞ。俺たち人間のほうがなんの罪もないんだぞ。
姫の母
そうよ。私達にはヴァンパイアハンターっていう使命があるんだからあなたもその銀のナイフでヴァンパイアたちを殺さないといけないのよ?
姫
でも!私には‥できない!ヴァンパイアでも人殺しをしているようなものじゃないの?ヴァンパイアだって‥絶対に人を殺すなんて限らないじゃない!
姫
私はヴァンパイアハンターなんてしない!こんなことしなくちゃいけないんだったらでていくから!
そう言って私は家を出た。でも‥もう昼を過ぎ夕方だった。私の家は森の奥にある。夕方てもう日が暮れそうな森の中を歩いていった。
姫
お母さんもお父さんもなにもわかってない。
姫
きゃっ!
???
???
すまない。大丈夫か?
姫
は、はい。私こそぶつかってしまって‥
姫
(え?この人もしかして‥‥ヴァンパイア?)
姫はヴァンパイアハンターの両親を持っていたためヴァンパイアか人間かを区別できた。
姫
あの‥もしかして
???
なんだ?
姫
あなたヴァンパイアですか?
???
な!なんでそれを?
姫
あぁ。大丈夫。あのあなたの名前は?
???
俺か?俺の名は
???
流希
流希だ
流希
お前なんで俺がヴァンパイアってわかるんだ?
姫
え?それは‥
???
ヴァンパイアハンターだからだろ?
姫
へ?だ、誰?
???
あぁ。俺か?
???
郁人
俺様の名は郁人。こいつと同じヴァンパイアだ。
流希
おい。郁人。驚かせるな。てか、こいつヴァンパイアハンターなのか?
怜
みたいですね。
秀一
ヴァンパイアハンターって俺たちを殺しに来たってことか?
姫
いや。私は‥殺しに来たわけじゃなくて‥その‥
流希
じゃあなんでここにいるんだ?
姫
え?なんでって家を出たから
流希
家を出ただと?
姫
はい。私にはヴァンパイアは殺せない。殺したくないの。
郁人
は?そんなことハンターが言うなんて変だな。
怜
えぇ。今までのハンターなら私達を見てすぐに殺しに来るような人ばかりでしたし殺せない‥殺したくないなんて言うハンターはあなたくらいしかいません。
姫
あの。1つ聞いてもいいですか?
流希
なんだ?
姫
私がヴァンパイアハンターってなんでわかったんですか?
流希
それはな
怜
あなたの血の匂いです。
姫
血の‥匂い?
怜
えぇ。ハンターの持つ血は特別なんですよ。他の人間と違って特殊な匂いがするんですよ。ヴァンパイアはハンターの持つ血をより求めるんです。満月の夜だと特に衝動が強くなるんですよ。
姫
満月の夜って
流希
そういえば‥今日はちょうど満月だったな。
姫
え?
郁人
なぁ、お前の血飲ませろ。
流希
郁人何言ってる。こいつの血を先に飲むのは俺だぞ。
怜
そこのお二人何を言っているのですか?私が先に飲むに決まっているでしょ?
秀一
いや。俺だ。なぁ、あんた
姫
え?私?
秀一
あんたは誰から血を吸ってほしい?もちろん俺だろ?
姫
ま、待って
すみません。話作るの下手で次は
❤100で続き書きたいと思うので
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