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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

テヒョン

断ったよ。

○○

だよね。って、え?!

断ったの???なんでさ

○○

え、まじ?

テヒョン

うん、まじ

○○

ど、ど、ど、どーして?

テヒョン

え、ふつーに…

○○

そんな理由で?あんなに可愛いのに?

あの子で振られるなら私は希望もクソもないじゃん

テヒョン

単純にタイプじゃないし。

○○

そ、そ、そう。

○○

どうしよう。他に何喋ったらいいか分かんない。

テヒョン

それに俺、好きなやつ居るし

○○

テヒョンに好きな人、

○○

居たんだ、、好きな人

テヒョン

まぁな

○○

いつ…から?

テヒョン

だいぶ前、まぁ気付いたのは最近だけどな

○○

そーなんだ、

胸が苦しい。痛い。

今すぐここから逃げたい。

今はテヒョンの顔を見たくない。

テヒョン

ねぇ、○○?

○○

ごめん、やっぱ先帰るね

テヒョン

え、ちょっ

私はその場から駆け出した。逃げた。

テヒョンの言いかけた言葉も聞かずに、黙々と走った。

私の瞳に溜まった涙を、見られないように。

気が付くと、ある公園に着いていた。

そこは小学生の頃、テヒョンとよく遊んだ公園。

○○

変わんないな、

私の気持ちも、この公園も、

○○

あーあ、嫌われちゃったかな

そう言って公園を見渡してると、ブランコに誰が乗っていた。

もしかして、聞こえちゃったかな、

そう思って公園から出ようとした。

ジミン

いつまで逃げんの

○○

えっ

慌てて振り向くと、そこにはジミンがブランコに居た。

○○

用事は?あるんじゃなかったの?

ジミン

あー、それ嘘w

○○

っ!

○○

なんでっ!

ジミン

だってさ、見てて嫌なんだもん

○○

何が?

ジミン

○○、テヒョンって人のこと好きでしょ

○○

な、どーして…

ジミン

顔に出てるしバレバレ

○○

、、

ジミン

ほんとに羨ましいよ、

ジミン

こんなに○○に冷たくして、悲しくして、泣かせているのに、

ジミン

まだ○○に愛されているテヒョンって奴がね

○○

、でも…

ジミン

だからいっその事くっついちゃえばいいのにって

ジミン

そう思った。

○○

え、

ジミン

でもね、たとえ奴の事が○○は好きでも

ジミン

僕の好きな人を泣かせる奴は許せない、

○○

え、それって

ジミン

そ、僕は○○の事が好きなんだ。

ジミン

偽カノになってもらったのだって、○○と仲良くなりたかったから

ジミン

でも、こんなやり方間違えだったみたい

ジミン

最初っから伝えればよかったんだね

ジミン

ごめんね。○○。

○○

いやっ、ジミンは謝らないでよっ

ジミンは、悪い事なんてひとつもしていないんだから。

ジミン

だから、○○には同じ間違えして欲しくない。

ジミン

自分に正直になるんだよ?。

ジミン

もしそれでまた涙が出てきたら、

ジミン

真っ先に僕の胸に来てね、いつでも待ってるから

○○

うん、っ

それって、本人に気持ちを言えって事だよね

ジミン

ほらっ、○○がいなきゃいけないのは、ここじゃないでしょ

ジミン

ほらっ

そう言って私の肩を持ち、公園の出口の方へ向けた。

ジミン

っ、、

ジミン

ごめん

- ぎゅ、-

急にジミンがバックハグをしてきた。

○○

ん?

ジミン

最後にだけ、こうさせて。

数秒たってジミンは手を離した。

するとジミンは糸目をした笑顔で

ジミン

行ってらっしゃい

○○

ありがとう

ジミンの優しさ、温かさ、強さ、

私は一生忘れないと思う。

さっきとは違う味の涙を流しながら

ある人の家の前まで走った。

着いた先は、私の大好き人の香りが鼻をかすった。

嘘で恋を借りました。

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