著者
五つ目(クソ長)は、
「毎度のごとく一人で遺跡探検に行くも、突然天井が崩落&仕掛けが壊されたことで外にある遺跡守衛(計7体)が動き出すという事故が発生。
即座に状況を理解したアルハイゼンが(価値のある書物を守るために)対処を試みた。元素力を応用し、瓦礫を受け止めるため最小限の面積のバリアを張り、外の遺跡守衛を倒せるだけの力を残す。中にいた神の目持ちの人に瓦礫を支えるコツと怪我人の手当の方法を教えた上で急いで遺跡の外に行き、なおかつ遺跡守衛と戦いながらも的確な避難指示を出したので結果的に死者数はゼロ。
だが本人は視界内の出血量からもう意識は長くないことを悟り、近くに駐在していたマハマトラにセノとティナリへの連絡と、怪我人の数を伝えぶっ倒れた。起きた直後、『結果的に生きはしたが、ティナリの尽力が無ければとっくに死んでいた』と医者に言われ出血量を見誤ったことに顔をしかめるも、連絡を聞いて飛んできたティナリに三時間みっちり説教されたり(『バカ!何でこんなに無茶してまで解決しようとするのさ!え?本を守るため?君は危うく命を落とす所だったんだよ!いいかい、…』)、セノにアルハイゼンが意識を失った後のことを伝えられ怪我の心配をされたり(『…お前の咄嗟の対処がなければ、あの場にいた半数以上もの人命が失われていた。今はしっかり体を休めて早く怪我を治した方がいい。』)、心配しているカーヴェに『歴史的価値のある書物の保護には成功したんだろう?なら問題ない。』と言って険悪な雰囲気になったり(『あいつは自分の体を何だと思っているんだ!本だけのためにあそこまで怪我するとは、僕には理解できない。もし僕が我慢していなければ、間違いなく喧嘩になっていただろうな!…』)で室内は騒然」
です。
