2人は学校中を歩き回り、人を探した。
だが、誰もいなかった。
義弘
義弘
若菜
若菜
遠くの方で雷鳴がする。
若菜は不安に襲われた。
若菜
義弘
義弘に続き、
若菜は教室へと戻った。
いつの間にか雨は
先程よりも強まり、
ザアザア降りになっていた。
若菜
若菜
義弘
義弘
義弘
若菜
若菜が頷いた。
若菜
若菜
義弘
義弘
義弘
若菜
若菜
2人は鞄を背負って教室を出た。
重い空気が2人の間を漂う。
義弘
義弘
若菜
若菜
義弘
義弘
下駄箱で靴を履き替え、外に出ようとして、2人は立ち止まった。
ドアが閉まっている。
義弘
義弘はドアノブを引いた。
だが、ドアはビクともしなかった。
義弘
義弘
若菜
若菜
若菜
義弘
義弘
義弘
義弘
若菜
若菜
若菜
義弘
2人はすぐに非常階段へと向かった。
だが、扉は開かなかった。
義弘
義弘
義弘
若菜
若菜
若菜
若菜
若菜は鞄から携帯を取り出した。
若菜
若菜は床にへたり込んだ。
若菜
若菜
若菜
若菜の肩を、義弘は優しくさすった。
義弘
義弘
義弘
若菜
若菜
若菜
若菜
義弘
若菜
若菜
若菜
義弘
2人は1階の教室の窓を横に引っ張った。
義弘
義弘
若菜
若菜
義弘
若菜
若菜
若菜
義弘
義弘
義弘
義弘
義弘
若菜
若菜
若菜
義弘
少し考えた後、義弘はハッと顔を上げた。
義弘
義弘
若菜
義弘
義弘はテニスラケットを握った。
そして、思いきり窓に叩きつける。
鈍い音がした。
義弘
しかし、窓にはヒビ1つ入っていなかった。
義弘
若菜
2人は椅子に腰を下ろした。
沈黙が流れる。
義弘
義弘
若菜
若菜は立ち上がった。
若菜
そういうと、若菜は教室から飛び出した。
購買に向かって走りながら、
若菜の目から涙が零れた。
若菜
若菜
若菜
若菜は購買にたどり着いた。
幸いなことに、パンがいくつか売っている。
若菜
若菜
若菜は、メロンパンとカレーパンに手を伸ばした。
若菜
若菜
向きを変えようとした、その時…
不意に、誰かに肩を叩かれた。
若菜
若菜はゆっくりと振り返った。
ゴオーッ!!
稲妻が走り、学校目掛けて落ちる。
購買の前には、パンが2つ落ちていた。
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