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君の心の声を聞きたい

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君の心の声を聞きたい

9 - あきの過去

♥

99

2024年09月10日

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俺には3つしたの弟がいた

ちぐ

あきにぃ!、

あき

ちぐちゃ~ん!

俺たちはかなりの仲の良さで、喧嘩なんてほぼしたことが無かった

兄弟では仲が良かったのだが

あきママ

おいあき!!

あきママ

なんで片付けてねぇんだよ!

あきパパ

殴られたいのか?

あき

ご、ごめんなさっ!、

バチンッ

リビングに響き渡る鋭い音

ちぐ

お母さんっ、、や、やめ、、

あきママ

あ?

ちぐ

ひっ、、

ちぐ

うっ、うぅ、(泣

それと、弟の泣き声

これが俺らの日常だった

親がとにかく酷くて、虐待ばっかり

俺はお兄ちゃんだから、弟を、、ちぐちゃんを守らなきゃって気持ちで沢山だった

あきママ

口答えするようならあんたもっ!!

あき

やめて!!!俺にやつあたりしていいから、ちぐちゃんには手を出さないで!

あきパパ

ッチ、じゃあ倍の暴力受けて貰わないとなぁ?

ドコッボコッ

ドカッゴッ

あき

う”、ゲホッゴホッ

あき

ハァ、ハァ

ちぐ

あきにぃ、、あきにぃ!(泣

あき

ちぐちゃん、、俺は大丈夫だから

そう言って俺は毎日ちぐちゃんを守ってきたけど

さすがに疲れた時もあって

あきママ

あき!!殴らせろ!!

あき

いや、、今日は、、ちょっと無理、

あき

あちこち痛くて具合悪くて…、、

あき

今日だけ、休ませてください、

初めて、否定した

暴力を、受けたくなくて、必死にお願いした

でも、、

あきママ

あぁ、そう、じゃあちぐ!!お前代わりに殴らせろ!!

ちぐ

えっ、、

ドコッ

ちぐ

うぁ、うぅ(泣
いだぃ、、

それを見た瞬間、理解した

あぁ、ダメなんだって

俺は、休んだら行けないんだ、って

弟を守らないといけないから、、俺しか守れないから

俺は”誰にも頼っちゃダメなんだ”って…

あき

やっぱりなぐっていい!!おれを殴っていいから!!

あきママ

ほんとちぐのことになると素直ね

あきママ

じゃあ思う存分

あきパパ

ちぐはあっちの部屋で待ってろ

ちぐ

え、でも、、

あきパパ

待ってろ!!

ちぐ

ビクッ分かりました…

ちぐ

チラッ

あき

ニコッ

あき

口パクで
(大丈夫!)

ちぐ

…、、

そしてこんな生活をしていたある日

この日は、親が買い物に付き合えとの事で外に出ていた

あきママ

あっちの歩道に渡っちゃいましょう

あきパパ

おらいくぞ

あき

はい、

ちぐ

あぁ!待って~あきにぃ!、

ちぐちゃんがこっちに走ってきた瞬間

キキーッ

猛烈なブレーキ音が耳に響きわたり

振り返ると

ちぐちゃんの目の前に車が…

ドンッ

…気づけば飛び出していた

ちぐ

あきにぃ?!あきにぃ!、、

考えるより先に体が動いた

俺はちぐちゃんを守ったんだ

でも、

あきパパ

お前ら何してるんだ情けない

あきママ

車ごときでそんな大袈裟なw

親は、、心配どころか、この状況を面倒だと思っているようだった

あき

ちぐ

あきにぃ!血が、どうしよう!救急車!、

ちぐちゃんは救急車の呼び方も分からず、親は何もする気ないから、、その時は通りかかった人が呼んでくれた

あき

んん…

ちぐ

あきにぃ!!

あき

ちぐちゃん、!

俺は一命を取り留めた

目を覚ますとそこにはちぐちゃんの姿だけ、

親は見当たらなかった

あき

お母さんと、、お父さんは、、

お見舞いにも来ないのか、なんて思っていたら

ちぐ

救急車を呼んでくれた人がね、、親の様子も見てたらしくて、警察に通報してくれたんだ

ちぐ

だから、、お母さんとお父さんはもう、捕まっちゃったからいないよ

あき

…そう、なんだ

喜べばいいのか悲しめばいいのか分からない感情に押しつぶされる

ちぐ

ごめんねあきにぃ、、グスッ(泣
俺、が、飛び出さなきゃッ(泣

あき

ううん、ちぐちゃんは悪くないから、

あき

俺が守ろうと思ったからこうなっただけだよ

ちぐ

良かった…ほんとに良かった、生きててよかったよあきにぃ~(泣

あき

見ての通り元気だから、泣き止んで??

ちぐ

うん…

この時ちぐちゃんの感じてるストレスに対して軽く返してた俺は心底馬鹿だったと思う

ちぐ

あきにぃ、

あき

ん?

ちぐ

長生きしてね、、

ちぐ

自分の人生の倍の人生歩んでね

あき

?うん、長生きするつもりだよ!

”倍”という言葉を、この時は全く気にしてなかった

ちぐ

俺ちょっと用事あるから、、

あき

あ、うん!またね!ちぐちゃん!

ちぐ

…あきにぃ

バイバイ───

そう言うと、ちぐちゃんは病室から出ていった

するとその後、知らされた報告は最悪のものだった

ちぐちゃんが…自殺した

自分のせいで俺が危うく死ぬところだったことに、かなりのストレスを抱えてたらしく

耐えきれなかったそう

この時やっと理解した、、ちぐちゃんの言ってた「倍の人生」っていうのは

ちぐちゃんの分も、生きてねってことだったんだ

あき

うぅ、(泣

あき

そんなっ、(泣
ちぐちゃん…(泣

俺は家族を一気になくした悲しみから

俺も自殺しようなんて考えたけど

ちぐちゃんの約束を守ろうと思って、必死に生きることを決めた

そして俺は一人暮らしを始め、最初のうちは順調だったんだけど

学校が上手く行かなくて

結局約束を守れずに自殺しちゃうところだったんだけど

そんな所を、助けてくれたんだよぷりちゃん

ぷりちゃんは、俺の弟の思いを継いでくれた

なのに────

あき

俺の、せいで、捕まっちゃった…

俺は、、泣きじゃくってぐちゃぐちゃな顔のまま、

いつもより遥かに重い足取りで、その日は家に帰った────

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