夢主
目覚め...最悪。
夢主
はぁ、ちょっと寒気がする
夢主
とりあえず、飯食ってホンゴウの所に行こう。
夢主
っ...頭痛すぎ...
ぐらっ、とよろけた。
夢主
あっ、!
転けそうになったのだが、
一向に体が傾くことがない
シャンクス
危ないぞ、夢主
お頭が、支えてくれたみたいだ。
夢主
はぁ...ごめん、お頭。
夢主
なんか、体おかしくて...、
シャンクス
熱がないか?触るぞ
夢主
えっ、やだやだってば、!
拒絶しようとしたが、
それよりも先に、触られてしまった
シャンクス
んー、熱があるんじゃないか?
ホンゴウ
なんで、くっついてんだ?お前ら
夢主
くっついてない、、誤解すんなっ、ホンゴウ、
シャンクス
熱があるみたいでな、
ホンゴウ
え、まじか...
ホンゴウの冷たい手が、私の額に触れた
ホンゴウ
これは、熱あるな
ホンゴウ
昨日、風邪ひいたんじゃないか?
夢主
...認めたくないけど、そうかも。
シャンクス
部屋まで送る、
夢主
っ、分かった。
ホンゴウは忙しいだろうと思うと
これ以上の適任はなかった
シャンクス
...辛いか?
夢主
別に。心配されなくても...いい
シャンクス
ふらふらになってたんだ、
シャンクス
休まないとまずいだろ?
夢主
...ベックと約束...してた、、
シャンクス
俺からベックには伝えておく。
さっ、
視界を手で塞がれる。
夢主
ちょっ、、やんなくていい...
シャンクス
病人は寝とけ〜
指と指の隙間から、シャンクスの顔が見える。
何か、タイミングを探しているみたいだ
シャンクス
...悪かったな、昨日。
シャンクス
知らないかもしれねぇが、
シャンクス
お前のことは、思ってるつもりだ
独り言のようにつぶやく彼が
私の目にはあまりにも寂しく映った