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すたぽら様の作品
※二次創作
れる
こえ
れるの家は幸せな家庭だった
ずっと、この幸せが続くと思ってた
中学校に入ってから、勉強が難しくなった
親は偏差値70を超える大学の教授だったため、勉強には厳しかった
双子の弟は成績優秀だったため、れるは何度も比べられた
「なんであんたは不出来なのっ!」
「こんな双子の兄とか恥ずかしい」
自分の部屋で、たくさん泣いた
そして、もう屈辱を受けないように、必死に努力した
けど、れるの頑張りは、届かなかった
テストで良い点をとったときはカンニングと決めつけられ
音楽コンクールで金賞をとったときは賞状を破られた
れる
バチンッ
親に歯向かったら、頬に手が飛んできた
その後は、暴力が日常茶飯事になった
夜も、殴られるかもという恐怖で、眠れなくなった
けど、そんな辛い毎日でも、学校があるから生きていけた
学校だけが、れるの唯一の救いだった
それなのに
学校で着替えてるとき体のあざを見られた
「えっ、、、お前、虐待受けてんの、!?」
「なにそのあざ、気持ち悪い、」
「俺等も殴られるかもだぜ!?」
「やばいやばいw 早く逃げよーぜ」
それから、皆、れるから離れていった
そして、れるをいじめるようになった
けど、こんなもの家での恐怖に比べたらどうってことなかった
、どんどんいじめはエスカレートした
「こいつのもの捨てよーぜ」
「お前の席ねーからっ!www」
「はやくいなくなれよ」
みんな笑っていた
教室の床に横たわるれるは殺されるんじゃないかって何度も思った
怖かった、皆の顔も、言葉も
けど、泣かなかった、いや、泣けなかった
泣いたら皆面白がってもっとエスカレートする
だから、食いしばって、
耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐える日々が続いた
苦しい
辛い
寂しい
怖い
れる
れる
れる
れる
れるは、感情を捨てた
“一星れる”を捨てれば、何も感じなくなる
辛いという気持ちをも、お別れできる
れるはれるを殺した
だから
親に殴られても
いじめを受けても
平気
「れる、あんたは、養子なのよ」
突然、そう言われた
「本当に申し訳ないんだけど、もう一回児童養護施設に入ってくれない?」
こういうときだけ、丁寧な言葉
気持ち悪くて、吐き気がする
「ごめんね、ごめんね、、、」
この人は、なにに対して謝ってるんだろう
れるを愛していなかったくせに
、もっと前に謝ってくれていたら
れるも、壊れずに済んだかもしれないのに
「実はお母さんね、お父さんから殴られているの、」
「だから、離婚することにしたの」
それなら、れるを児童養護施設に入れる必要ないじゃん
、けど、こんなクズな母親から逃れられるのなら
「れるを連れて逃げたら、私きっとあなたをずっと虐めてしまう」
「お母さん、おかしくなっちゃう」
元々、ずっとれるのこと叩いてたじゃん、
「お母さんね、鬱なの、」
うつ病なんか、そっかぁ
そうなんやな、
うつ病だったら、なに?
うつ病だったら、許されるの?
れるの辛かった気持ちは無視なの?
うつ病だったら人を傷つけて、簡単に捨てても良いの?
なんて、言えない言葉ばっかり頭に浮かんできて
もう、反抗する気もないから、受け入れることにした
れる
れる
れる
こんなこと、1ミリも思ってないのに、
れるのことめちゃくちゃにした人の幸せなんて願いたくもないけど
「ありがとう、、」
ありがとうなんて思ってないくせに
どうせ弟は連れて行くんでしょ?
「弟は私が連れて行くからね」
「お兄ちゃんだし、我慢してね」
我慢、今までたっくさんしたのになぁ、
自分を押し殺して息をとめてずっと過ごしてきたのに
最後の最後まで、クズな母親だ
なんでれるは、こんな家庭に生まれちゃったんだろう
児童養護施設
これかられるが過ごすところ
不安なんて全くなかった
こえ
れる
こえ
こえ
れる
正直、もう人とは関わりたくない
感情なんて殺して、どうでもよくなったはずやのに
まだ、“怖い”っていう感情が存在している
こえ
れる
この、、、こえってやつとも、仲良くする気なんてない
ここでの暮らしは、平坦だった
何も起きない、無味な暮らし
こっちの暮らしのほうが、気が楽
、このまま死んでいくんやろな、
「最近入ってきたれるくん、養子だって嘘つかれてここに入れられたみたいよ」
ふと、耳に入った会話
「それに、れるくんのお母さん、お父さんに殴られてるって嘘ついてたみたいよ」
「えぇぇかわいそう」
「まぁでも、私たちには何もできないわよね」
知ってる
誰も、助けてなんか、くれないこと
れるは一生独りだってこと
、前の暮らしと、一緒じゃん
れる
乾いた笑みが漏れる
「正直、ここの施設に入ってくる子見ると、可哀想な子って思っちゃうんだよね」
「ね〜、情かけたくなるっていうか」
そんなもんよな
他人の幸せを願える人間なんて、いない
もう、良いかな
楽になってもええかな、
最後くらい、自分の気持ちに従ってええよな
もう、、、消えてしまおう
れる
別に、、ええよね
誰も、れるのことなんて、見てくれないし
、もう、疲れたし
れる
れる
醜い世界よ、
こんな世界に、二度と生まれ変わるものか
こえ
れる
こえ
こえ
こえ
れる
れる
れる
こえ
こえ
こえ
れる
れる
せっかく、楽になれると思ったのに
なんでとめるん、もう、こんな世界で、生きていきたくないよ、
こえ
こえ
こえ
こえ
こえ
こえ
こえ
こえ
そんなこと、言ってくれる人、今までおらんかった
皆れるのことをいじめて、誰も、れるのことなんて、考えてくれへんかった
こえ
人の温度
優しい心音
何年も感じてなかったぬくもり
れる
けど、、、れるは、死にたい
完全に、“一星れる”を殺す
れる
“一星れる”であることは、やめたから
れるは、、、れるじゃ、ないから、
こえ
こえ
こえ
、そんなの、
こえ
わかんない、決められない
さっきまでは、全部、終わらせたかったのに、
こえ
こえ
こえ
一星、、、れる、は
こえ
こえ
こえ
こえ
トクントクンッ
れるの、、、心音
生きてる、
、、、れるにだって、感情がある
自分がいる、
“一星れる”の人生がある
こえ
こえ
こえ
れる
れる
れる
れる
初めて、自分の思いを叫ぶ
れる
れる
れる
れる
こえ
こえ
抵抗できないで、ずっと独りだった
怖くて仕方がなかった
だから、自分の気持ちに蓋してなくしたことにして、
でも、、、限界やった
これは、“一星れる”の人生
誰のものでもない、、れるの、人生
れる
こえ
こえ
こえ
れる
2人で、声がかれるまで泣いた
そして、2人で歩み始める
こえくんがおるから、もう怖くない
もう、“一星れる”であることを失わない
れる
こえ
どうしたいかは、自分で決めて良い
れるを導いてくれてありがとう
こえくん
読んでくれてありがとうっ!
またね〜