蜜柑
じゃあ、まず2人はここに座って
雷華
はい…
風華
はい…
覇瑠菜
私は雷華ちゃんね!
零
私は風華ちゃんで。
覇瑠菜
じゃあまず髪の毛セットするわね。
覇瑠菜
ふんふふーん🎶
(雷華の髪の毛をクシで丁寧にとく)
(雷華の髪の毛をクシで丁寧にとく)
蜜柑
あら、ごきげんね。
覇瑠菜
えぇ!
紫苑に会えたもの!
紫苑に会えたもの!
零
あの子、最近大丈夫かしらね。
風華
あ…あの
雷華
あの人はあなたたちと…一体どんな関係で…?
嬢
私も聞きたいわ!
嬢
私も気になってたわ!
嬢
私も!
蜜柑
あの子から聞いてないの?
覇瑠菜
まぁ、あの子あんな感じだからね~
覇瑠菜
私たちと紫苑の関係は姉なんだけど、蜜柑は「お母さん」って言った方が正しいのよ!
嬢
え?!
そんなんですか?!
そんなんですか?!
嬢
なんでですか?!
蜜柑
元々あの子はここで育ったのよ。
蜜柑
そうねぇ…最初あった時は赤ちゃんの時。
嬢
赤ちゃんの時?
嬢
捨てられてたんですか?
覇瑠菜
そうね。
覇瑠菜
拾った時推定生後一週間後で
覇瑠菜
私たちで育てないとと思っていたの
蜜柑
でも、私たちは夜の仕事をしているから、1歳になるまで育てようって話になったの
覇瑠菜
懐かしいなぁ…1歳になるまで、蜜柑、母乳与えてたもんね。
覇瑠菜
指を差し出すと優しくぎゅっと握ってくれて
覇瑠菜
にこって話しかけてくれた
蜜柑
でもそれがいつまでも続くとは限らないわ
覇瑠菜
いつか別れが来るもんね
零
……
零
1歳になった時、引き取られて行ったの
覇瑠菜
まぁ、でも時々帰ってきてくれるから嬉しいんだけど
嬢
そうだったんですか。
嬢
でも良かった…
覇瑠菜
さて、次は顔ね。
嬢
いいなぁ。
赤ちゃんの時の紫苑ちゃん見たかったなぁ…
赤ちゃんの時の紫苑ちゃん見たかったなぁ…
蜜柑
あら…みる?
嬢
え、あるんですか?!
蜜柑
写真ならあるわよ?
嬢
見せてください!
蜜柑
これよ。
嬢
可愛い~!
嬢
あれ?
隣の子は?
隣の子は?
零
この子は紫織。
あの子…紫苑の双子の兄よ
あの子…紫苑の双子の兄よ
嬢
お兄ちゃん?!
嬢
お兄ちゃんいたの?!
しかも双子?!
しかも双子?!
零
そうよ…けど…今はどこにいるか分からないのよ
蜜柑
あの子たちに何があったのか…
覇瑠菜
そうね…何があったのかしら…
蜜柑
さて、この話は以上よ。
零
次は衣装ね。
嬢
か、可愛い…!
嬢
ねぇ、ぎゅーしていい?!
嬢
チューはいい?!
蜜柑
こらこら~
雷華
こ…これが…私?!
風華
こ、これが……!
蜜柑
あの子は…あ、いたいた
天竺紫苑
~~~。
雷華
あれ…は?
??
~~~?
??
~~~。
天竺紫苑
~~~。
覇瑠菜
あ〜…あるはここのクラブの経営者。
零
クラブの他にキャバクラだったり、クラブだったり、色々権力のある方ね
蜜柑
彼は結構若いの。
今年で…21…と言ったかしら
今年で…21…と言ったかしら
嬢
みんな目を光らせているわよ!
覇瑠菜
名前は__
天竺紫苑
あれ、ねーちゃんじゃん。
??
おやおや、可愛いお客さんだ
天竺紫苑
やめろ、私のものだ
天竺紫苑
触るな。
天竺紫苑
それより、可愛くなったじゃん。
↑雷華
↑風華
天竺紫苑
いいじゃん
??
可愛いお嬢さん、俺は犬神 蓮華(イヌガミ レンゲ)と申します
蓮華
これ名刺ね。
蓮華
困った時はいつでも相談に来るといいさ。
蓮華
じゃあ、紫苑。
そういうことで
そういうことで
天竺紫苑
あぁ、じゃあね。
雷華
あ、は、はい。
風華
……。
天竺紫苑
あいつの名刺、捨てていいから
蜜柑
凄い言いようね。
天竺紫苑
まぁね。
風華
あの人と知り合いなんですか?
天竺紫苑
ん〜…幼なじみ的な?