──うん?、此処 、 何処……?
目に映る景色は真っ暗、身体を起こそうとしても床に貼り付けにされているようで 身体が起き上がらない
確か たくぱんが持ってきたゲームを起動させて──
何となくこうなる前のことを思い出した 、 同時にたくぱんに怒りが湧いてきた 。
何で山田らがこんな目に遭わな──
カンッ 、 金属とコンクリートがぶつかる音がして 山田は目を覚した
ym
目を覚ますと山田はお城の一室のような所にうつ伏せで倒れていた。
ふと右を向いてみると剣のようなものが刺さっていて 山田ははっとした、
ym
それと同時に誰かの記憶が流れてくる 。
自分は騎士で この城を守っていること , そして──
tk
ym
たくぱんは「 というか 、居眠りするにしてもうつ伏せはないだろ。バレバレ。」と軽く床に刺さった剣を引き抜く。
──せや、たくぱんは同期で……
ym
「此方」での記憶はあるものの 、 あまり実感が沸かない山田はたどたどしくそう言い 、 とりあえず立ち上がる
するとたくぱんが小さな声で「え、なんかキモ。」と呟いたのが聞こえ、「あ?」と何時ものように睨みつける
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山田は「……あっそ、」と素っ気なく返すと「何時もの」定位置についた
「何時ものように」山田はきょろきょろと周りを見渡しているとたくぱんが不意費口を開いた
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すっかりこの場に馴染んでいるたくぱんの口から予期せぬメタ発言が聞こえ、山田は一瞬耳を疑う
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ym
なんだ、「此方の世界」の俺達の話か。 と山田は何故か安堵した
同時にこの無駄に広い部屋に山田の空腹を知らせる音が鳴り響いた
ym
たくぱんは「お前さあ…」と呆れ顔で言ったが「まあもう昼食の時間だしな。俺達も行くか。」とこの場をあとにした。
場所こそ教えられていなかったが山田もたくぱんも何時ものように廊下を渡り 食堂へ向かう
ym
tk
「はあ!?今回だけやし」と途中まで言いかけたが 山田の脳内に何度も仕事中居眠りしていた記憶が蘇る
ym
「うんうん、お前はそれでいい。」と頷くたくぱんに無性に腹が立って山田は軽く(強く)たくぱんの背中を叩いた
昼食を食べ終え、向かった先はさっきの広間。
ご飯食べて見張りをして眠る。これが見張りの1日らしい。
ym
欠伸混じりにそう言い、目を瞑ろうとする山田の目と鼻の先に刃が向かって来た
「まさか本当に敵襲か?」と思い横を見ると案の定、たくぱんがそこに居た。
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tk
「大体お前ちょっとの居眠りでも眠り深すぎるんだよ!」「よく寝ることはいいことやろ!?」と広間に二人の声が響き渡る。
互いに自分の武器を向け合い大声で怒鳴る。
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隣の国の騎士が攻め込んで来ることも知らずに。
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東校舎vs西校舎でバチボコさせようとしてたけど tk東校舎だ……^_^^_^^_^^_^^_^^_^^_^() いいんだよ盛り上がれば!!!!( ごめんなさいもしかしたら あげ直しますWWWWW(