綾瀬桃
彼方恵奈
何も言い訳が見つからず、 とりあえず知らんぷりしてみた。
綾瀬桃
綾瀬桃
お前、 “陰陽師“だろ?
はっきり言い当てられたので、 私は正直に話した。
彼方恵奈
彼方恵奈
彼方恵奈
するとオカルンが 顎に手を当て、 ブツブツと話し始めた。
オカルン(高倉健)
オカルン(高倉健)
彼方恵奈
オカルン(高倉健)
白鳥愛羅
彼方恵奈
白鳥愛羅
アイラはプイッと顔を 背けてしまう。
彼方恵奈
綾瀬桃
そして突然、オカルンが 私に頭を下げる。
彼方恵奈
オカルン(高倉健)
彼方恵奈
彼方恵奈
オカルン(高倉健)
綾瀬桃
彼方恵奈
それからアイラが 少し顔を赤くして言う。
白鳥愛羅
彼方恵奈
こうして一件落着した。
かと思いきや、翌日。
担任
担任
担任
担任
彼方恵奈
彼方恵奈
私は右隣のモモに話しかける。
綾瀬桃
綾瀬桃
彼方恵奈
こんなに身近で霊的な事件が 起こるとは思っていなかった。
けれど、学校や病院など 人のいろんな感情が集まる場所では よくあることだ。
彼方恵奈
綾瀬桃
彼方恵奈
彼方恵奈
綾瀬桃
彼方恵奈
その日1日は何故か “花子さん“が頭から離れなかった。
そして夜7時頃。
私、オカルン、アイラは モモん家に居た。
モモのおばあちゃん・星子姐さんに 話を訊きに来ていた。
ちなみに姐さんは彼方家が 陰陽師の家系であることを 知っていたようだ。
綾瀬桃
綾瀬星子
姐さんはモモに問いかけられると、 少し考える仕草をした。
綾瀬星子
今度は私が姐さんに問いかけた。
彼方恵奈
すると姐さんは意外そうに 私に問い返した。
綾瀬星子
彼方恵奈
綾瀬星子
彼方恵奈
綾瀬星子
彼方恵奈
綾瀬星子
綾瀬桃
綾瀬星子
綾瀬星子
※個室の数は都市伝説通り、 3個とします。
星子姐さんに見送られて来たのは 学校の3階女子トイレ。
オカルン(高倉健)
女子トイレに入った瞬間、 男子であるオカルンが慌て始める。
綾瀬桃
綾瀬桃
彼方恵奈
彼方恵奈
彼方恵奈
私がニヤッとしてオカルンを見ると、 顔を真っ赤にしてあたふたする。
オカルン(高倉健)
オカルン(高倉健)
彼方恵奈
白鳥愛羅
綾瀬桃
少しの間沈黙が流れる。
綾瀬桃
オカルン(高倉健)
白鳥愛羅
オカルン(高倉健)
綾瀬桃
モモがそう言った時、 私は謎の使命感を感じた。
彼方恵奈
オカルン(高倉健)
綾瀬桃
彼方恵奈
白鳥愛羅
彼方恵奈
綾瀬桃
オカルン(高倉健)
白鳥愛羅
彼方恵奈
彼方恵奈
みんなにそう問いかけた後、 一番手前の個室の前で3回回って、 扉を3回ノックする。
彼方恵奈
これを奥の個室まで繰り返した。
すると、最後の呼びかけには かすかな返事があった。
トイレの花子さん
扉が開くと、中から お馴染みの赤い吊りスカートを着た おかっぱの女の子が出てきた。
可愛らしい顔立ちをしていた。
彼方恵奈
花子
花子さんは嬉しそうに言う。
花子
彼方恵奈
私がそう言うと、 花子さんは便器の横に立った。
花子
花子さんがそう言った瞬間、 トイレが掃除機みたいに私達を 吸い込もうとし始めた。
彼方恵奈
吸い込まれないように、 地面を踏みしめて居ると モモに腕を掴まれた。
綾瀬桃
今度はオカルンがモモの腕を、 そのオカルンの腕をアイラが… という、 「大きなかぶ」状態になった。
花子
彼方恵奈
綾瀬桃
彼方恵奈
綾瀬桃
綾瀬桃
モモが呼びかけた時、 2人は意図を理解していなかった。
オカルン(高倉健)
白鳥愛羅
綾瀬桃
オカルン(高倉健)
彼方恵奈
彼方恵奈
オカルン(高倉健)
白鳥愛羅
アイラが不満を吐き捨てると、 モモが食いつく。
綾瀬桃
白鳥愛羅
白鳥愛羅
彼方恵奈
彼方恵奈
私は真剣な顔で アイラに問いかけた。
アイラはそんな私を見て、 驚いている様子だったけれど、 納得してくれた。
白鳥愛羅
白鳥愛羅
彼方恵奈
私が笑いかけると、 アイラは照れながら言った。
白鳥愛羅
白鳥愛羅
彼方恵奈
次回、「花子さんは寂しがり?!」
To be continued…
コメント
3件
私ももちゃんの声優さんめちゃくちゃ好きなんだけど、えなが作るももちゃんのセリフがマジで脳内でももちゃんの声が再現される!!(語彙力ごめん)