僕達は卒業式の事で話していた。
どうやって僕達の高校生活の最後を飾るのか考えていた。
翔太(しょうた)
今度の卒業式に〇〇をいじめてやろうよ!それで僕達の高校生活の最後を飾ろうよ!

翔太(しょうた)
でもその前に〇〇を探そう!

輝(あきら)
そうだね!〇〇を探そう!

輝(あきら)
〇〇を探して、見つけたら今度の卒業式に来いって脅してやろうよ!

浩介(こうすけ)
そうだな!今度の卒業式に来いって脅してやって、強制参加させてやろう!

浩介(こうすけ)
でももし、断られたらどうするんだ?

輝(あきら)
もし断られたら、卒業式に来れなくなって僕達の高校生活の最後が飾られないよ!

輝(あきら)
その場合はどうするの?

翔太(しょうた)
そんな時は何かの方法で分からせてやれば良いんだよ!

翔太(しょうた)
例えばバケツで水をかけるとか、石を投げるとか、色々な方法で分からせてやろうよ!

輝(あきら)
それは良いね!

浩介(こうすけ)
それは良いな!

〇〇【夢主】
家の近くにある公園に行くのは良いね。花粉が飛んでて嫌だけど、風が吹いてて気持ちいいよ。

私は家の近くにある公園に来た。
私は時々、家の近くの公園に
来ている。そこで気持ちいい風を
浴びていた。
でも、私はまだ気づいて
いなかった…。私のすぐ近くに
あの人達が近づいて来た事を…。
〇〇【夢主】
さてと、そろそろ家に帰ろうかな。うん?あっ!あれはまさか!?

家に帰ろうとしたら、なんと意地悪な先輩達がやって来てしまった!
浩介(こうすけ)
〇〇、今度の卒業式に来ないか?来いよ。

輝(あきら)
〇〇、僕達の卒業を見届けてくれない?
来てよ。

翔太(しょうた)
〇〇、先輩の卒業を見届けるのも後輩の役目でしょ?来てよ。

〇〇【夢主】
だ…だ…誰がお前らの卒業を見届けるもんか…!い…い…今まで…散々…私をいじめてたくせに…!卒業式なんか行きたくない!

浩介(こうすけ)
おい!先輩に向かってなんだその口の聞き方は!(怒😡)

輝(あきら)
こら!先輩に向かってなんだその言い方は!
(怒😡)

翔太(しょうた)
その悪い口調は先輩に向かって失礼でしょ!
(怒😡)

〇〇【夢主】
お…お…お前らは悪い先輩達だ!

浩介(こうすけ)
よくも言ったな!おら!(石を投げる)

〇〇【夢主】
痛い!(石が当たる)

輝(あきら)
先輩に悪口を言うな!おら!(石を投げる)

〇〇【夢主】
痛い!(また石が当たる)

翔太(しょうた)
先輩に反抗するな!これでも食らえ!(バケツで水をかける)

〇〇【夢主】
きゃー!冷たい!(水が当たる)

浩介(こうすけ)
良いぞ!びしょびしょになったぞ!

輝(あきら)
良いよ!冷たくてとても震えてるよ!

翔太(しょうた)
僕達先輩に反抗した罰だ!よーし!やっちまえ!

〇〇【夢主】
あっ!あっ!痛い!痛い!

私は石を投げられ、水をかけられ、挙げ句の果てにはボコボコに
殴られた…。
浩介(こうすけ)
砂でもかけてやる!おら!

輝(あきら)
こっちも砂をかけてやる!おら!

翔太(しょうた)
先輩達に歯向かうな!今度は泥水をかけてやる!

〇〇【夢主】
や…やめ…て…!や…やめ…て…!

今度は砂と泥水をかけられた…。
そしてまた殴られそうになって
しまった…。
浩介(こうすけ)
良いぞ!もう充分に汚れたぞ!

輝(あきら)
良いよ!汚れてもうボロボロだよ!

翔太(しょうた)
僕達先輩に歯向かった罰だ!よーし!とどめを
させ!

〇〇【夢主】
た…た…助けて―!あすたマ~ン!

私はじおるくんとそろもんくんが
あすたくんに助けを求める時に言う台詞「助けて―!あすたマ~ン!」で
助けを呼んだ…。すると…
あすた
は~い!…えっ!?えっ!?
〇〇ちゃん!〇〇ちゃん!

はるてぃー
〇〇!

うた
〇〇!

じおる
〇〇さん!

そろもん
〇〇!

あすた
〇〇ちゃん…!〇〇ちゃん…!

〇〇【夢主】
あ…あすたくん…。み…みんな…。

あすた
どうして…こんなに汚れて…傷だらけになってるの…?(泣😢)

〇〇【夢主】
私…意地悪な先輩達に…石を投げられたり…水と砂と泥水をかけられたり…殴られた…。

あすた
それでこんなボロボロになってしまったんだ…。酷い…。酷すぎる…。(泣😢)

〇〇【夢主】
助けて…。私を…早く…家に…帰して…。水と泥水を…かけられたせいで…すごく…寒い…。

そろもん
俺らが話をするから、あすたは早く〇〇を綺麗綺麗にしてあげて!

じおる
僕達が注意しますから、あすたくんは早く〇〇さんを手当てしてあげてください!

あすた
分かった!〇〇ちゃん!俺らメメントリが今助けてあげるからね!

〇〇【夢主】
ありがとう…。
メメントリ…。

私はあすたくんにお姫様抱っこ
されたまま、ボロボロの状態で家に運ばれた…。
俺達メメントリは5人揃って、家に帰ろうとしていた。
ところが、〇〇が助けを呼ぶ声が
聞こえて来た。急いで駆けつけると、なんと〇〇が3人の男達に虐げられていたのだった…。
はるてぃー
おい!お前らが〇〇をいじめる意地悪3人組か!〇〇から聞いてるぞ!お前らが〇〇をいじめたのか!なんで俺らの仲間をいじめるんだ!

うた
〇〇は何も悪くないぞ!何も悪い事はしてないぞ!なんでお前らは〇〇をいじめるんだ!

じおる
〇〇さんをいじめるのは良くないですよ!もうやめてください!

そろもん
〇〇はお前らよりすごい子なんだぞ!もう
やめろ!

浩介(こうすけ)
〇〇は俺達より障害が重い駄目な後輩なんだよ!あんな奴は社会の迷惑になるだけだ!

じおる
なんでそんな酷い事を言うんですか!〇〇さんにも社会で生きる価値は絶対にあるんですよ!

輝(あきら)
絶対に無い!僕達の方があるんだよ!僕達みたいな障害が軽い人間の方が社会で生きる価値があるんだよ!

うた
なんでそうやって決めつけるんだよ!それは決めつけてるって事なんだよ!それに差別でもあるんだぞ!

翔太(しょうた)
僕達は〇〇みたいな重度の障害者は許せないんだ!〇〇の事も許せないんだ!重度の障害者の方が頭が悪いからなんだよ!だから社会の迷惑になるだけなんだよ!

はるてぃー
要するに、差別的な考えで〇〇をいじめたって訳か!障害者差別なんてするな!お前らの方が社会の迷惑になるだけだ!何故なら、お前らは差別主義者だからだ!

翔太(しょうた)
僕達は差別主義者なんかじゃない!僕達は社会の救世主だ!社会の英雄だ!決して優生思想なんかしてないぞ!

輝(あきら)
そうだ!そうだ!僕達は
差別主義者なんかじゃない!

浩介(こうすけ)
そうだ!そうだ!俺達は
優生思想なんかしてないぞ!

じおる
そんな事を言い続けるなら、皆さんの親に言い触らしますよ!

そろもん
色々ほざくのやめないなら、お前らの親に言い付けてやるぞ!

うた
自分達がやった事を素直に認めないなら、
〇〇を殴った暴行罪で警察に通報するぞ!

はるてぃー
〇〇をいじめるのやめないなら、自分達は差別主義者で優生思想をしていた事を反省しないなら、強制的に警察に突き出してやるぞ!

翔太(しょうた)
やめて…!やめて…!

輝(あきら)
それはやめて…!やめて…!

浩介(こうすけ)
それはやめろ…!やめろ…!

はるてぃー
じゃあ、反省しろ!謝罪しろ!〇〇と俺らメメントリに謝れ!謝れ!

浩介(こうすけ)
…!ごめんなさい!!(大号泣💦😭💦)

輝(あきら)
…!すみませんでした!!(大号泣💦😭💦)

翔太(しょうた)
…!申し訳ございませんでした!!(大号泣💦😭💦)

意地悪3人組
「今まで〇〇をいじめてごめんなさーい!!すみませんでしたー!!申し訳ございませんでしたー!!ちゃんと反省しますー!!」
意地悪3人組
「うわぁぁぁぁん!!うわぁぁぁぁん!!うわぁぁぁぁん!!うわぁぁぁぁん!!(大号泣💦😭💦)」
謝罪と反省を要求した後、少し叱り過ぎたせいなのか、意地悪3人組はめちゃくちゃ泣きながら、〇〇と
俺らメメントリに謝るのだった。