~🐯side~
5時限目は準備室でサボることにした。 ねーちゃんの様子が明らかにおかしい。 目も腫れてたし、昨日の夜も泣いてたのか...? まさか...ナラがなんかしたんじゃ...。 ねーちゃんに...避けられてる感じがする。
ねーちゃん、何でキスを拒んだ? いつもだったら、あんなに拒んだりしなかったのに。 なんであれだけであんなに切なそうに泣く...? ねーちゃんと同じクラスがよかった。 そしたら今だって、ねーちゃんのこと見てられるのに。
ねーちゃんが足りない。 ねーちゃんがいないと俺は無理だよ...? ねーちゃんは、俺を嫌い...? らいおんくんばかって...あんな泣いて言われたらどうすればいいのか 分かんないよ、俺。 ねーちゃん...
~○○side~
らいおんくん、らいおんくんの声...安心するなやっぱり。 顔がボロボロだ、5時限目サボろう。 屋上に行って、いつの間にか寝てしまっていた。 起きたのは6時限目の途中ぐらいで、起きると、隣には、 ジン君...がいた。
ジン
あなた
ジン
って優しく笑うジン君。
この人根っからいい人なんだなぁきっと。
ジン
あなた
ジン
あなた
ジン
あなた
否定はしない、だってらいおんくんのこと大好きだもん...。 今もほんとは毎日会いたいし、毎日らいおんくんに触ってほしい。 らいおんくんあのね、さってきだって、ほんとは少しらいおんくんと話せて 嬉しかったの。
頭の中はらいおんくんでいっぱいだね私。 前までは、らいおんくんがちゅうしてくることも当たり前のようだったのに... それをするのは全部ナラちゃんなんだね。
元々彼女でもなかったけどさ。 気付いたら、ジン君の顔が私の前にあった。 触れるだけの優しいキス。 すぐ口が離れて、ジン君は申し訳なさそうに笑う。
あなた
ジン
あなた
キスされても、特に何も感じないなんて。 私とジン君は無言で帰りのチャイムを待ち続け、無言で屋上から降りる。
帰りも、1週間ずっとジン君と帰った。 らいおんくんとは、うさぎくんのおかげもあってか、 あまり顔を合わせることもなく、でも毎日夜に涙を流す私。 らいおんくんのことを考えない日はなかった。 らいおんくんと会わないなら会わないで辛い。 らいおんくんと会えたとしても、辛い。 もうどうすればいいの...
1番辛かったのは、廊下を通る時、時々1年の教室が見えること。 ナラちゃんとらいおんくんが喋ってるところを見ちゃうこと。 仲良さそうに。 でも、時々らいおんくんと目が合ってる気がして。 私を見てらいおんくんは切ない表情をする。
らいおんくんに触れずに1週間も経つなんて。 らいおんくんにぎゅうってしたい。 あぁ、色々と矛盾してるな私。 ナラちゃんに触れた手で私に触れないで欲しいとか、 触れたいとか、どうかしてる。
今日の帰りも、ジン君と帰る。 毎回ジン君は私の家まで送ってくれる。 今日はいつもと雰囲気が違うジン君。 私の家の前で何を言い出すかと思えば、
ジン
って、すごいスムーズに告白。 でも、ごめんなさい。
あなた
でも私は、らいおんくんが好き。 なのにジン君と付き合うなんてわけにはいかない。 そしたらジン君は私にキスを落とした。
あなた
今日のジン君はいつもと違って、獣のような目をしてて、 拒もうとしても力が強くて敵わない。
そしたら急に誰かに突き放されて、誰かと思ったら、
ジン
この匂いは、私の大好きな匂い。
テヒョン
ってすごいジン君を睨んで、私を無理やり引っ張って 家に入れる。
らいおんくんは私をらいおんくんの部屋に無理やり入れて、 すごい勢いで私をガサツにベッドに投げる。 らいおんくんの目はいつもと違う。
今まで何度も怒ったところを見てきたけど、そんなレベルじゃない。 怖くて身体が震えてる。
あなた
テヒョン
私への対応の仕方も怖い。 らいおんくんがベッドで私の上に被さる。
そうすると、私の服の中に手を入れてくるから、
あなた
思いっきりらいおんくんを押す。 らいおんくんが怖くて腰が引けて立てない。 四つん這いになってベッドから降りようとするけど、 すぐらいおんくんは後ろから私の腰に手を回して引き戻す。
あなた
らいおんくんは私の首に、後ろからがぶりと噛み跡をつけながら、 胸を揉みだす。
あなた
らいおんくんには彼女がいるのに。 これ以上私を締め付けないで...。
テヒョン
なんて馬鹿にするように笑う。
あなた
テヒョン
らいおんくんのことが好きだから、らいおんくんが他の女の子と キスした口でキスされるのは嫌なんだよ...。
ナラちゃんを触った手で私を触らないでよ。 ナラちゃんにらいおんくんって呼ばせないでよ...っ。 もう私らいおんくんって呼びたくもないよ。 テヒョンくんって呼ぶね。 ナラちゃんと同じ呼び方なんて、呼びたくもないの。 私だけの呼び方だったのに...さ。
あなた
テヒョン
って不気味な笑い方で笑う。 逃げたくても、らいおんくんが腰に手を回して、離してくれない。
あなた
そう訴えても、らいお...テヒョン君は服の中で片手でブラジャーを外して、
テヒョン
あなた
胸の突起を力強くつまんでくる。
明らかにらいおんくんの様子がおかしい。 何に怒ってるの...?
あなた
テヒョン
らいおんくんのいつもと違う喋り方に恐怖を覚える。 らいおんくんの噛んだところから出る少しの血がにじむ。
あなた
らいおんくんはすごい強さで歯を立てて噛むから、 血が少し出る。 気持ちいよりも痛くて、らいおんくんはほんとにいつもと違って怖い。
あなた
軽く噛まれてる首や肩から血が出ている。 らいおんくん...なんで...? 痛いっ...。
テヒョン
あなた
テヒョン
そう言って、胸を触ってた片方の手で、 私のアソコに手を入れる。
テヒョン
なんて低い声で乾いた笑みを浮かべる。
らいおんくん、なんで? 私を傷つけたいの? なに私は、女の人を触りたくなったら触るときの為の女ですか...? 生理的な涙が頬を伝って、らいおんくんが私の口を食べるように キスをしようとした瞬間、 ドアがガチャって開く。
コメント
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ねーちゃん、思ってること全部いえばいいのに......