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アーロニーロ
ん？何だコレは
第９十刃宮付近
アーロニーロは変わった落し物を拾った。
アーロニーロ
手帳カナ…？
一見何の変哲も無い只の手帳
然し普段はボタンなどで止める場所に鍵が着いており
表紙も中々に奇天烈な見た目をしていた。
アーロニーロ
変な手帳だな。
アーロニーロ
ソレニシテモ誰ノ落シ物カナ？ココラ辺ハ余リ人ガ来ナイノニ。
アーロニーロ
……。
アーロニーロ
考えても仕方ないか。
アーロニーロ
丁度暇ダッタシ、持チ主ヲ探シデモシテ暇ヲ潰ソウ。
アーロニーロ
先ずは一番無さそうなヤミーの所に行ってみるか。
٭❀*第９十刃移動中٭❀*
アーロニーロ
ツイタネ。
アーロニーロ
おーい、ヤミー。
ヤミー
あ″？ンだよテメェか。
ヤミー
俺に何の様だよ。
アーロニーロ
落し物を拾ってな、
アーロニーロ
コレハ君ノカイ？
アーロニーロはヤミーに拾った手帳を差し出した。
ヤミー
こんなの俺が持ってると思ってるのか？
アーロニーロ
やっぱりお前じゃないか。
ヤミー
あ″！？じゃあ何で俺ん所に来たんだよ！？
ヤミーはアーロニーロに距離を詰めて怒鳴る。
アーロニーロ
モシモノ事モ有ルカラネ、一応ダヨ。
それにアーロニーロは動じず、サラリと返す。
ヤミー
ケッ、そうかよ。用が済んだらさっさと消えろ、俺は寝んだよ。
アーロニーロ
あぁ、邪魔したな。
アーロニーロは第10十刃宮を離れた。
アーロニーロ
次は順番的にザエルアポロの所か、
アーロニーロ
余リ気乗リハシナイネ。
アーロニーロ
まァ、手帳なら一番可能性が有りそうなのはアイツだな。
アーロニーロ
仕方ナイ、行ッテミヨウ。
٭❀*第９十刃移動中٭❀*
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