織姫side
織姫
私達は、話さない日々が続いた
織姫
そんな時
雪菜
織姫ちゃ〜ん♪
織姫
…何?
雪菜
いい事教えてあげる
雪菜
蒼樹は〜
雪菜
お前みたいな、クズを護るがために
雪菜
私といるんだよ?
織姫
❗️
織姫
え?
雪菜
でもね。いつも蒼樹は上の空
雪菜
貴方が、いるからなの
雪菜
蒼樹の視線の先には
雪菜
いつも
雪菜
お前
雪菜
心の中もお前
雪菜
はっきり言って
雪菜
邪魔
雪菜
消えて?
雪菜は、ナイフを取り出して、織姫に向かった
織姫
❗️
織姫
私は、貴方に会えないまま
織姫
死ぬのかな?
織姫は、目を瞑った
痛みに耐えるため
だが
痛みは来なかった
恐る恐る
瞳を開けると
蒼樹がいた
織姫
蒼樹!
蒼樹
…
雪菜
なん…で、
蒼樹
…ただ、目の前でこいつが死ぬのが
蒼樹
嫌だからな
蒼樹
それより、…様が
蒼樹
お前は、用無しだ
雪菜
❗️
蒼樹
と
蒼樹
仰っていた
蒼樹
今夜、使いを寄越す
蒼樹
だそうだ
雪菜
…
雪菜
なんで?!なんでなのよ!
雪菜
…ッ!
雪菜は、走り去って言った
雪菜
覚えてろよ!
蒼樹
お前なんかみたいなクズを覚えるかよ
蒼樹
チッ!
蒼樹
虫酸が走る
織姫
蒼樹…