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桜木 優太
（あぁ，今日もいい天気だな。）
松浦 桜雨
は，放してください。
男子生徒C
学校同じなんだから。
男子生徒A
一緒に行こうよ。
桜木 優太
（あの子すごい震えてる。うちの学校か?男子もうちの学校だ…）
桜木 優太
手，放せ
男子生徒D
お〜桜木じゃん。
桜木 優太
ちゃんと先生つけろよ。
男子生徒B
なんで先生がここに?
桜木 優太
いつもここ通ってるから…。ってか手放せって。震えてるだろ!
桜木 優太
（なんだその目は…。なめんなよ。）
桜木 優太
放せ…!!
パッ
男子生徒A
い，行くぞ。
タッタッタッ
松浦 桜雨
あ，あの。桜木（?）先生ありがとうございました。
桜木 優太
どういたしまして。大丈夫?
松浦 桜雨
はい。ありがとうございました。
桜木 優太
君の名前教えてくれる?
松浦 桜雨
あ，私は松浦桜雨です。桜に雨って書きます。
桜木 優太
可愛い名前だね。僕は桜の木って書くんだ。
松浦 桜雨
ありがとうございます。
桜木 優太
これからは気をつけるんだよ。可愛いんだから。
桜木 優太
（いや……。何言ってんだ…）
松浦 桜雨
……はい!
桜木 優太
松浦さん?顔が赤いよ。どうしたの?
松浦 桜雨
い，いえ。なんでもありません。
桜木 優太
そう?じゃあ，先いくね。
松浦 桜雨
はい。ありがとうございました。
桜木 優太
（ヤベ，顔の熱がひかない。）
桜木 優太
（この感覚久しぶり……。）
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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