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コメント
6件


莉犬
彼らは目を丸くする
莉犬
莉犬
沈黙は破られない
しばらくして、ぷりっつさんが口を開く
ぷりっつ
呟くように言って、軍服の胸ポケットにそっと手を差し入れた
ぷりっさんが取り出しのは一枚の写真
ぼろぼろに色褪せた白黒の写真
写っているは、ぷりっさんと、ぷりっさんと同い年くらいの男の人
ぷりっつ
ぷりっつ
ぷりっさんはちらりと俺を見て、写真に視線を落とし、優しく微笑んだ
ぷりっつ
ぷりっつ
ぷりっさんは、気まずそうに微笑んだ
寂しくないのかな?
莉犬
莉犬
莉犬
俺の訴えを黙って聞いていたぷりっさんは、少し頷いて、胸ポケットからまた何かを取り出した
それは、写真と同じくらいのぼろぼろになった手紙だった
『ぷりっつ様、お元気でいらっしゃいますか。
こちらは、僕もたいそう達者であります。
お国のために、天皇陛下のために、
尊いお仕事をなされる貴方様を、あっきぃは誇りに思います。
どうか、貴方様は何の心残りも未練もなくどうかお仕事を成し遂げて下さいませ。
遠い空の下より、ご武運をお祈りしております』
らいと
らいと
らいと
らいと
らいと
らいと
らいと
熱く語るらいとさんの目は、誇らしげに輝いていた
そんならいとさんに俺は何にも言えなかった
ばぁう
ばぁう
ばぁう
ばぁう
茶化すような軽い口調でばぁうさんが言う
その隣で、
ちぐさ
と、ちぐささんが微笑んで言う
そして、最後にらぴすが口を開く
lapis
lapis
lapis
lapis
lapis
らぴすの目をじっと見つめた
......この人たちは一体何を言っているのだろう?
全く理解できない
どくして、そんな考えが出来るの?
俺は知っている
もうすぐ日本は敗ける
だから、特攻なんて言うものはただの無駄死にでしか無い
そんな事をしなくても日本は敗ける
莉犬
莉犬
莉犬
震える声で言うと、らぴすがくすりと笑った
lapis
lapis
らぴすの言葉にぷりっさん、ばぁうさんも頷いた
らぴすが静かな声で語り始める
lapis
lapis
lapis
lapis
lapis
決然とした口調
特攻の意義を信じて疑わない表情
俺は悔しくて、なんとか思いとどまってほしくて、必死で反論する
莉犬
莉犬
するとらぴすは、
lapis
と答えた
lapis
lapis
lapis
莉犬
俺にはわからない
ねぇ、らぴす
どうしてそんなふうにまっすぐに、明るい未来を信じられるの?
俺は手にしたお盆をぎゅうっと握り締め、何も言わずに踵を返す
無性に悲しくて、悔しくて、どうしようもないほど腹が立った