良衣季 優雫
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守ると決めたのに……
良衣季 優雫
あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!
辺りに響く鈍い音も
優雫の叫び声によって掻き消される
良衣季 優雫
麗良…麗良ッ!
唇から血が流れるほど強く、唇を噛み締め
叫んでいるかのように必死に麗良の名前を優雫は呼ぶ
良衣季 優雫
バン!【屋上の扉を開ける】
良衣季 優雫
ダッダッダッ
扉を勢いよく開け
無我夢中に階段を駆け下りる
良衣季 優雫
麗良…麗良ッ
綺乃麗良
友達になろうよ!
良衣季 優雫
(…ッ)
良衣季 優雫
(私の…大切な友達)
良衣季 優雫
(親友……!)
麗良がいった言葉が何度も優雫の中でフラッシュバックする
良衣季 優雫
(あと…少しで1階!)
そんな時だ
良衣季 優雫
ッぁ()
良衣季 優雫
しまっ
ドサッ
バタバタ
良衣季 優雫
ッッ…!
優雫は階段から転げ落ちてしまった。
優雫の足からは血がダバダバ流れ
左足は打撲していた
良衣季 優雫
ッ…麗良ぁ
苦しそうに顔を歪め
腕を使い床を這う
だが、ピタと突然動きが止まる
良衣季 優雫
ゥ、ヒッグッウウ
良衣季 優雫
う、うぁぁ
良衣季 優雫
うぁぁん
良衣季 優雫
ヒッグう、ぁぁヒッグ
良衣季 優雫
うぁぁぁぁん
良衣季 優雫
うあああん
良衣季 優雫
ぅぁぁぁぁぁ
我慢をし
押し殺すように優雫は泣いた
泣いたのは痛いからじゃない
悔しいから
怖いから
泣いている。
涙をながしても
それで止まっても
たったの一瞬の話
良衣季 優雫
ウ、ウゥ
声を漏らしながらも
優雫は足を引きづらせ
のろのろと階段を降りる
良衣季 優雫
麗良…麗良
良衣季 優雫
すぐ行くから……
良衣季 優雫
ポロポロ
良衣季 優雫
すぐ行くからねポロポロ
階段から転げ落ちても進む理由
それはただ1つ
綺乃麗良と言う存在だ
良衣季 優雫
待ってて…
良衣季 優雫
麗良ッ……
とても小さな声で呟いた
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コメント
3件
優雫ちゃん˚‧·(´ฅωฅ`)‧º· 続き楽しみです! 頑張ってください!
次回♥️100とコメント1来たら出します






