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幻想の名探偵

第2話 - Blue rose

2022年01月15日

#ミステリー

#まいぜん

#一次創作

#フィクション

#医療•科学トリック

#探偵

ロア

善一

今日は、善一です。

善一

……主からの伝言です。

善一

世界線は現実。
参加型の参加者の方は今の所、あにふる様のみ出来ている。

善一

性別は少年らしいです。

善一

姿はないですが、月光様。

善一

あにふる様は俺の助手、月光様は怪盗グループの一人の様です。

善一

……あにふる様のキャラは第2話前編～後編宗教マリオネット、月光様のキャラは第3話前編～後編心の大怪盗にて登場。

善一

……まぁ、うん…気が早いよな、あの人。
仕事は早くするタイプなんだろうけど…怪盗グループの子、もう一人目きまってないもんな…｡

善一

因みになんですが、宗教マリオネットで、来夢音は友人を探している途中で俺と出会った、という事になります。

善一

…今の話は開店後のちょっとした話（面白いとは言っていない）だな。

善一

では、本編どうぞ。

舞

で？無事に開けたのよね？

善一

ああ。開けたよ。

舞

…はかどってる？

善一

まぁまぁかな。

舞

まぁまぁ、ねぇ…｡
悪戯電話とかないの？

善一

ないね。
依頼電話ならあるけど。

舞

…………。

楓夏

……今日は。
桜見て何してるの？

善一

ああ、今日は。
…綺麗だなぁって。

楓夏

そう。
善一、開店おめでとう。

善一

有り難う。
…楓夏はどうして此処に来たんだ？

楓夏

…ちょっと彼を思い出して。

舞

…そういえば、彼がいなくなったのはこの時期だったわね。

善一

……何処にいるんだろうな。

ゼル

もしかしたら、近くにいるかもしれねぇぞ。

楓夏

……そんな展開、フィクションだよ。

善一

…フィクションね…｡
アイツがいなくなったのも、フィクションだったら良かったなぁ…｡

ゼル

…フィクションか…｡
でも、行方不明なのがノンフィクションなんだよ。

舞

正直、真面目な事言っていいかしら？

善一

なんだ？

舞

フィクションフィクション五月蝿いわよ。

善一

…最もなご意見で。

楓夏

……そういえば、あのヤブ医者は？

ゼル

ヤブ医者？ああ、あの黒の怪物か。

善一

どっかでオペしてるだろ…｡

舞

それか多額の金を患者に要求しているか、ね。

善一

まるでブラック•ジャックだな…｡

楓夏

元々そういう性格でしょ。
と言うか、ブラック•ジャックより質悪いと思うよ。

ロア

何故俺はそこまで言われなければいけないんだ？

善一

…いたのかよ。

ロア

生憎、地獄耳でな。
なにちょっと通りかかっただけの事だ。

善一

…暑くないのか？

ロア

お前の格好もそうだろう？

善一

………。

楓夏

…ねぇ、彼はまだ見つからないの？

ロア

手掛かりすら見つけられん。
…巷で有名な怪盗グループの情報は多数見つかるんだがな。

ゼル

確か…HEART、だったか？

舞

随分と可愛らしい一味名ね。

善一

別名、心の怪盗…此方にもその依頼は来ちゃいるが、この街にはまだいないな。

楓夏

……怪盗グループじゃなくて彼を見つければいいのに。

善一

努力してるよ。
でも……全く掴めない。
彼の存在自体が忽然と消えてしまったかの様にな。

ロア

何言ってるかよく分からないが、見つからないって事だな？

善一

……ああ。

ゼル

やれやれ……本当に何処に行ったのやら…｡

善一

っと…悪い、電話だ。

善一

通話
00:07

善一

……ちょっと行ってくる。

ゼル

おう、さよなら。

楓夏

またね。

舞

さよなら。

ロア

開店おめでと、さよなら。

善一

駄作じゃねぇの？

ロア

そうだな。

善一

認めんのかよ。

ロア

当たり前だろう？
こんなもの、起承転結すらないじゃないか。
お前が人に会って話してるだけだ。これをどう面白いと言うんだね？シャーロック・ホームズ君？

善一

…キャラ変わった？

ロア

変わるわけないだろ。

善一

……何か言うことは？

ロア

番外編と書かれているのは、
俺が主人公であったり、怪盗グループのナバが主人公であったりする物語だ。
俺の話はただ不可解な病状を診断するだけだが、ナバの話は怪盗グループ目線の話だ。警察に追われていたり、善一に追われていたりするぞ。

ロア

そこら辺はサムネで分かる。

ロア

俺……ロア編。

ロア

ナバ……怪盗グループ、HEART編。

ロア

以上だ。

善一

では、アディオス。

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