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𝐁𝐓𝐒 𝐁𝐋 短編集

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𝐁𝐓𝐒 𝐁𝐋 短編集

16 - ※🐥 × 🐹の続き🐨 × 🦄

♥

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2023年03月22日

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ᴊɪᴍɪɴ

ッ、ありがとうございます!

ジミナはそう言って、 俺の部屋を出ていった。

よし、ジミナとジニヒョンなら また寄りを戻せるだろう…!

ジニヒョン…貴方が好きでした…

でも貴方へのこの気持ちは ここで蓋を閉めたいと思います。

ジミナ、ちゃんとジニヒョンを 愛して、幸せしろよ…

俺は心でそう呟いて、 気分転換にリビングに行く 事にした。

リビングへ行くとそこには、 ホソガしかいなかった。

皆、自分の部屋かな…?

ソファーに座ってるホソガに 聞いてみよう。

ɴᴀᴍᴊᴏᴏɴ

ホソg____

ʜᴏꜱᴇᴏᴋ

……( _ _)zzz

声を掛けてみるが、 寝ていた。

頭が前後にゆらゆらしてて、 可愛いな……笑

ɴᴀᴍᴊᴏᴏɴ

ふふっ……笑

そんなホソガを指で 頬を愛撫する。

ʜᴏꜱᴇᴏᴋ

ッ、んぅ……//

俺の指に反応したのか、 声が漏れていた。

起こすのは申し訳ないけど、 こんな所で寝てしまったら風邪 をひいてしまうから結局起こす 事にした。

ɴᴀᴍᴊᴏᴏɴ

ホソガ、起きな…

ʜᴏꜱᴇᴏᴋ

んぅ…やぁ…まだ、
寝るのぉ…zzz

ɴᴀᴍᴊᴏᴏɴ

せめて、
自分の部屋で寝な?

ʜᴏꜱᴇᴏᴋ

んぅぅ…分かったぁ…zzz

まだ半寝な状態で立ち上がり、 リビングのドアまで進んだ時…

ガタン__

ɴᴀᴍᴊᴏᴏɴ

ッ……!?!?

頭が働いていないせいか、 体の力が抜けて倒れ込んで 床でまた寝てしまったホソガ。

ʜᴏꜱᴇᴏᴋ

んぅ…スゥ……zzz

ɴᴀᴍᴊᴏᴏɴ

はぁ…たっく……

こうなったら、強制的に 腕を俺の首に回して片手で 両足を持ち上げる。

まぁ、言えばお姫様だっこだな。

そのままホソガの部屋へ 連れて行く。

俺が廊下をスタスタ 進んでいるとホソガが モゴモゴと寝言を言っていた。

ʜᴏꜱᴇᴏᴋ

んぅ…へへ…
いい匂い…どこかの王子様
が近くにいるのかな……zzz

王子様?、もしかして それは俺か…?笑

ʜᴏꜱᴇᴏᴋ

ふふっ…王子様が、
ナムジュナだったら
いいな……zzz

何言ってるんだ…?笑

なんて思っていると、 次のホソガの言葉に驚嘆した。

ʜᴏꜱᴇᴏᴋ

大好きだから…♡zzz

ɴᴀᴍᴊᴏᴏɴ

ぇ………?

今…好きって、 言ったよな……?

俺の事…好きって事か…?

まさかな…俺の聞き間違い だよな……笑

足を止めていたのを、 再び動かしホソガの部屋へ 行く。

ホソガの部屋に ようやく、辿り着いた。

ホソガをゆっくりと、 ベッドに下ろして掛け布団を 丁寧に掛ける。

ホソガはスヤスヤと 寝息をたてて眠っている。

俺は、ホソガの頭を 2回撫でてからスっと 立ち上がる。

が______

ガシッ__

ɴᴀᴍᴊᴏᴏɴ

ぉわッ!?

ʜᴏꜱᴇᴏᴋ

んぅ……!zzz

今、ホソガに俺の首に 腕を回されている状態だ。

ʜᴏꜱᴇᴏᴋ

いやぁ…僕から、
離れないで……泣

俺はスっとホソガの顔を 見ると目に涙を溜めていた。

ɴᴀᴍᴊᴏᴏɴ

ホソガ…?

ɴᴀᴍᴊᴏᴏɴ

起きてたのか…?

ʜᴏꜱᴇᴏᴋ

目が覚めた時に…
ジュナが、僕の部屋から
出ようとしてたから…泣

ʜᴏꜱᴇᴏᴋ

ッ、お願い…
離れないで……泣

ʜᴏꜱᴇᴏᴋ

少しでいいから…
そばにいて…泣

震えた声で俺に言いかける。

ɴᴀᴍᴊᴏᴏɴ

ッ、ホソガ……

俺は自分の意思とは 関係なくホソガの背中に、 手を添える。

一旦自分とホソガを、 起き上がらせてから ホソガを抱きしめる。

ɴᴀᴍᴊᴏᴏɴ

うん、ここにいるよ…
ホソガが落ち着くまで、
ここにいるよ……

ʜᴏꜱᴇᴏᴋ

ぅん、ありがとう…

そして、しばらく リズムに合わせてホソガ の背中を叩いていると……

ʜᴏꜱᴇᴏᴋ

…ジュナ、ありがとう…

ʜᴏꜱᴇᴏᴋ

もういいよ……

ɴᴀᴍᴊᴏᴏɴ

落ち着いたか…?

ʜᴏꜱᴇᴏᴋ

ぅん……

…俺はずっとさっき のホソガの寝言の事を 思い出す。

“ 大好きだから… ”

ɴᴀᴍᴊᴏᴏɴ

ッ……

俺はその事を考えて いるとホソガがまた口を 開けた。

ʜᴏꜱᴇᴏᴋ

……迷惑掛けて、
ごめんね…

ʜᴏꜱᴇᴏᴋ

…ジュナの親友なのに、
泣き虫でカッコわるいね…

ɴᴀᴍᴊᴏᴏɴ

何、言ってんだよ…
親友が泣いてたら助ける
のは…普通だろ!

ʜᴏꜱᴇᴏᴋ

…親友…か……笑

ɴᴀᴍᴊᴏᴏɴ

ホソガ…?

ʜᴏꜱᴇᴏᴋ

ジュナはさ……

ʜᴏꜱᴇᴏᴋ

ʜᴏꜱᴇᴏᴋ

、やっぱりなんで
もない……笑

ʜᴏꜱᴇᴏᴋ

ごめんね…こんな…
遅くまで……笑

ホソガのその笑顔は あのニッコリ笑顔では なく切ない笑顔だった。

俺はホソガが今、 どうしてもほっとおけ なかった…

これは、親友としてか…?

それとも……

気づいたら俺は、また ホソガを抱きしめていた。

ʜᴏꜱᴇᴏᴋ

ふふっ、ジュナも
疲れたよね…早く自分
の部屋いきn_____

ɴᴀᴍᴊᴏᴏɴ

違うよ……

俺はホソガの目を見て 言った。

ʜᴏꜱᴇᴏᴋ

ッ…やめてよ…泣

ʜᴏꜱᴇᴏᴋ

勘違いさせないで…泣

ʜᴏꜱᴇᴏᴋ

期待させないでよ…泣

また目を瞑って下の方 へ俯いて泣くホソガ。

俺はホソガの笑顔が 好き…

お前には泣き顔は、 似合わない…

この時の俺は、 どうかしてたと思う。

まずホソガが泣き止むため の方法の選択肢がこの1つ しかなかったなんて……

俺はホソガの頬を両手で 添えて俺の方へ向かせる。

そして______

チュッ____

ʜᴏꜱᴇᴏᴋ

ッ…!?//

ʜᴏꜱᴇᴏᴋ

な、んで……

ɴᴀᴍᴊᴏᴏɴ

ッ、急にキスなんか
して…ごめん…

ɴᴀᴍᴊᴏᴏɴ

俺も、分からない…

ɴᴀᴍᴊᴏᴏɴ

ホソガが…その…
放っておけなくて…//

ʜᴏꜱᴇᴏᴋ

…キスは…好きな人
とするものだよ……

ʜᴏꜱᴇᴏᴋ

ジュナは僕ではなく
ジニヒョンでしょ…?

ɴᴀᴍᴊᴏᴏɴ

ッ…そうだよな…

ɴᴀᴍᴊᴏᴏɴ

悪かった…

ʜᴏꜱᴇᴏᴋ

ッ………

確かにジニヒョンは 好きだった。

けど、何故か……

ɴᴀᴍᴊᴏᴏɴ

似てるんだ……

ʜᴏꜱᴇᴏᴋ

え……?

ɴᴀᴍᴊᴏᴏɴ

俺がジニヒョンに抱いて
いた感情がホソガを思う
この感情が似てるんだ…

ʜᴏꜱᴇᴏᴋ

それって……//

ɴᴀᴍᴊᴏᴏɴ

確証はないけど……

ɴᴀᴍᴊᴏᴏɴ

でも、気になるんだ…

ɴᴀᴍᴊᴏᴏɴ

ホソガに抱いている
この感情が……

ʜᴏꜱᴇᴏᴋ

ッ……//

ɴᴀᴍᴊᴏᴏɴ

だからもしホソガが
嫌じゃなかったら…

ɴᴀᴍᴊᴏᴏɴ

もう一度、キスをして
確かめたい……

ɴᴀᴍᴊᴏᴏɴ

嫌だったらいいんだ…

ʜᴏꜱᴇᴏᴋ

……いいよ、して…//

ɴᴀᴍᴊᴏᴏɴ

ッ………

もう一度ホソガとの距離 を縮める。

そして最初は触れる だけのキスをする。

チュッ…チュッ チュッ__

ʜᴏꜱᴇᴏᴋ

んッ…ッ、んッ…//

ɴᴀᴍᴊᴏᴏɴ

ッ、ホソガ、舌、入れて
もいいか…?

ʜᴏꜱᴇᴏᴋ

…コクッ……//

ɴᴀᴍᴊᴏᴏɴ

そしたら、口開けて…?

ʜᴏꜱᴇᴏᴋ

ッ、ヘア……//

ホソガの後頭部に 手を回し濃厚なキスを する。

チュル…チュル ジュル ヂュル__

ʜᴏꜱᴇᴏᴋ

んんッ、ふぁ…
んぅ゙゙ッ……!!♡゙泣

俺のキスで感じてるのか、 甘い声が漏れてて目からは 涙が溜まってる。

可愛い_____

するとホソガが俺の背中 の服に力がほぼ入ってい ない手で掴んだ。

俺は一旦自分の唇 を離すと…

ʜᴏꜱᴇᴏᴋ

ッ、はぁ…はッ…♡゙泣

顔を甘く蕩けてた ホソガがいた。

俺はこれでよく分かった…

俺はホソガの事_____

好きだ_____

ホソガの目に溜まった 涙を優しく拭う。

ɴᴀᴍᴊᴏᴏɴ

激しくしすぎたな…

ʜᴏꜱᴇᴏᴋ

ぅうん、だいッ、
じょうぶ…//

ɴᴀᴍᴊᴏᴏɴ

甘い声が漏れてたな…

ɴᴀᴍᴊᴏᴏɴ

そんなにキス、気持ち
よかったか?

ʜᴏꜱᴇᴏᴋ

ぅん、だってぇ…
ジュナのキスだもん…//

ʜᴏꜱᴇᴏᴋ

気持ちくないわけ…
ないじゃん…//

ɴᴀᴍᴊᴏᴏɴ

……ホソガ、
俺分かったんだ…

ɴᴀᴍᴊᴏᴏɴ

俺________

ɴᴀᴍᴊᴏᴏɴ

ホソガの事、好きだ______

ʜᴏꜱᴇᴏᴋ

うぅ……////

俺が告白すると 顔を林檎の様に真っ赤 に染める。

ɴᴀᴍᴊᴏᴏɴ

ははっ、顔が真っ赤
だぞ…笑

ʜᴏꜱᴇᴏᴋ

だ、だって、
嬉しくて…////

ɴᴀᴍᴊᴏᴏɴ

可愛いな、ホソガ…

ホソガの頭を 優しく撫でる。

ʜᴏꜱᴇᴏᴋ

んぅ……////

撫でてる俺の手に 自分の頭で擦ってくる。

犬みたいで可愛い…

ɴᴀᴍᴊᴏᴏɴ

ホソガ知ってるか?

ɴᴀᴍᴊᴏᴏɴ

ホソガを部屋に
運んでる時寝言言って
たんだよ

ʜᴏꜱᴇᴏᴋ

ぇ…何て言ってたの?

ɴᴀᴍᴊᴏᴏɴ

いい匂いがする…

ɴᴀᴍᴊᴏᴏɴ

僕の王子様かな…

ɴᴀᴍᴊᴏᴏɴ

ジュナだったらいいな…

ɴᴀᴍᴊᴏᴏɴ

大好きだから…

ɴᴀᴍᴊᴏᴏɴ

って言ってたんだよ…笑

ʜᴏꜱᴇᴏᴋ

ぅえぇえぇぇ!?//

ʜᴏꜱᴇᴏᴋ

そんな事を?、最悪…//

ɴᴀᴍᴊᴏᴏɴ

でも、結果俺とホソガ
は恋人になれたじゃん…♡

ʜᴏꜱᴇᴏᴋ

へ…恋人…?

ɴᴀᴍᴊᴏᴏɴ

お互い両思いだったら、
それは恋人じゃん♡

俺はホソガの手を絡めて 恋人繋ぎをする。

ʜᴏꜱᴇᴏᴋ

ッ~~~~~~!!//

ʜᴏꜱᴇᴏᴋ

ジュナ、好き〜!!♡

ホソガは俺に強く 抱きしめてきた。

俺もそれに応えるように ホソガの背中に手を回す。

ʜᴏꜱᴇᴏᴋ

ジュナ、僕を好きに
なってくれてありがとう♡

ɴᴀᴍᴊᴏᴏɴ

こちらこそ、こんな俺を
好きになってくれてあり
がとう…♡

ホソガの好きに気づく のは遅くなったが、

結果的に両思いになれた し、恋人にもなれた。

今の俺にとってホソガが 1番な大事な存在になった。

次の日、ジミナとジナは よりが戻ったみたいで、 イチャイチャが増えていた。

俺とホソガも付き合った 事に気づいたのか、ジンチム に1番祝福されたのは

次の日の日の中で1番 印象に残った事だな…笑

__END__

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