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お前がいつか出会う災いは、 お前がおろそかにした ある時間の報いだ。
––– ナポレオン・ボナパルト
...こんにちは、僕は 小鳥遊 夜彦(たかなし よるひこ) といいます。
高校2年生の17歳、男です。
え?得意なことですか?
えーっと...
円周率50桁言えます‼︎
3.14159265...
夜彦
夜彦
夜彦
いや、良くないが。
高2の最初にあった 自己紹介で円周率が言えると 自慢してスベった悪夢を見た。
あれ以来、クラスメイトからの 視線はとても冷たい。 ぼっち確定の瞬間である。
そんな過去を乗り越え... 乗り越えられてるのか?
夜彦
無駄なことは考えず 僕は身支度をした。
電車内
夜彦
変な目覚めをしてしまったせいで さっきからあくびが止まらない。
そんな僕はいつも通り何も考えず 立ってドアの外を見ていた。
夜彦
外を見ると過ぎ去る景色の大半が 警察車両でいっぱいだった。
夜彦
僕は思わず携帯で調べたが 特にヤバそうな事件は 何一つ見つからなかった。
夜彦
まあ、世の中色々なことがあるから そんなイベントがあっても 変ではないな。
夜彦
そんな謎の達観をして 僕は学校の最寄り駅を降りた。
住宅街
夜彦
電車内から見えた警察車両は 高校の通学路にもあった。
どうやらイベントではないらしい。
夜彦
そんなことを下を見て ブツブツ言ってると ボフッと何かが腹部に当たった。
夜彦
当たったモノを確認すると 目の前には自分より少し 身長が低い少女がいた。
夜彦
僕はセクハラを疑われないように 両手を上げて潔白を 証明してみせた。
???
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