TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

いっしょに

一覧ページ

「いっしょに」のメインビジュアル

いっしょに

8 - いっしょに Story8

♥

70

2019年06月28日

シェアするシェアする
報告する

病院に通い続けてもうどれくらい経っただろう……

前よりも比べものにならないくらい灯理と話せるようになった。

この日も、病院に行って、灯理と恋愛事情に関して話していた。

三浦さんは、好きな人いるの?

灯理(三浦さん)

うん。いるよ。

まじで?!

なんて人?!

灯理(三浦さん)

えーw

灯理(三浦さん)

それは言いたくないな~

じゃあ……

どんな人?

灯理(三浦さん)

んー……

灯理(三浦さん)

灯理(三浦さん)

すごい優しくて、

灯理(三浦さん)

病院に長いこと入院してるのに、

灯理(三浦さん)

すごい明るいの。

そう……なんだ……

少しでも俺じゃないかって期待したのが馬鹿らしい……

誰……なんだろう……

そんなことを考えてると、ポケットの中に入れていたスマホが震え出した。

びっくりした……

灯理(三浦さん)

誰?

会社の後輩だ。

少し出てくる。

灯理(三浦さん)

わかった。

もしもし?

野木

こんばんは。先輩。

野木。どうした?

野木

どうした?

野木

野木

少し相談したいことがあるんです。

野木

○△酒屋に来れますか?

指定された居酒屋は、病院からそんなに遠くなかった。

わかった。

すぐ行くよ。

野木

すみません……

野木

ありがとうございます……

いつも元気なのに、今日は元気がなさそうだった……

何かあったのか……?

三浦さん。

ちょっと後輩に呼ばれたから、居酒屋行ってくる。

灯理(三浦さん)

了解。

灯理(三浦さん)

気をつけてね。

うん。

ー居酒屋ー

店に着くと、もう既に野木はいて、水を飲んでいた。

野木

野木

先輩……

野木

すみません…

野木

急に呼び出してしまって…

ううん。何かあったの?

野木

野木

僕…彼女がいるんです。

え?!いるの?!

野木

はい…

野木

数年前から付き合ってて……

野木

結婚も考えてるんです……

野木

でも……

野木は、急に言葉を詰まらせた。

野木

僕の彼女、

野木

野木

知的障害なんです……

……!

野木

野木

それで、僕の両親に話をしに行ったんです。

野木

結婚したいって。一緒に幸せになりたいって。

野木

でも……

野木

野木

反対されました。

野木

障害がある人となんて、幸せになれないって……

野木

そんなの、偏見じゃないですか。

野木

もう……

野木

どうしたらいいかわかんなくて……

彼女も、結婚したいと思ってるの?

野木

はい。

野木

彼女、ちゃんと仕事できてるんです。

野木

それも話したんですけど……

それだけ結婚したいなら、

何回も何回も話に行ったらいいんじゃないかな?

俺たちができることは限られてる。

でも、少しでも、

両親に結婚したいって気持ちを強く伝えるなら……

その方法がいいんじゃないかな。

それをちゃんと続けてたら、絶対結婚出来ると思うよ。

野木

でも、何回も行ったらウザイと思われないですか……?

ウザイって思われてもいいんだよ。

野木

え?

そうでもしないと、分かってもらえないぞ。

ウザイって思われるくらい行け。

ずっと続けてれば、

いつか分かってもらえる時が来るから。

野木

そう……ですよね。

野木

野木

ありがとうございます!

野木

少しスッキリしました!!

それならよかった。

がんばれよ。

野木

はい!

先輩……

やっぱり尊敬しちゃうな……

僕ももっと成長して、こんな大人になりたいな……

野木

先輩もがんばってくださいね!

野木

三浦さんとの恋!

ありがとう。

灯理。

俺との関係は忘れたままでもいい。

でも、せめて……

また一緒に歩ける日が来たらいいな。

来夢

こんばんは!

来夢

来夢です!

来夢

お久しぶりですー!(?)

来夢

しばらくストーリー構成を考えてて……

来夢

第8話を書くのを無視してました……

来夢

そんなStory8はどうでしたでしょうか?!

来夢

次回、灯理の新しい好きな人が出てきます。

来夢

お楽しみに♪

来夢

また💚連打等よろしくお願いします!!

来夢

ではまた!!

来夢

いむちゃんは今日はお休みです。

この作品はいかがでしたか?

70

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚