アイツが居なくなってから約7年。 俺は20歳を越え、 成人していた。
やっと今日アイツがここに帰ってくる。
時を超えて_____
桜
桜
桜
蘇枋
桜
蘇枋
桜
桜
背もあの頃と比べては 伸び、とっくに蘇枋を越していた。 いつも見下ろされて居た筈なのに、 今は俺が蘇枋を見下ろしている。 少し不思議な気分になった。
蘇枋
桜
蘇枋
蘇枋が心底ほっとした様に こちらに微笑んだ。 見た目も中身も、 あの時のままで、俺の心は 懐かしさで溢れ出た。
蘇枋
蘇枋
桜
もとから学業なんて まともに受けたこと無かった俺が、 ここまで上がってこれたのは、 同級生達のおかげだった。 毎日家でも教えて貰ったことを 繰り返し解き、 俺自身も努力はしたと思っている。
蘇枋
蘇枋
桜
蘇枋
蘇枋
桜
蘇枋
蘇枋
蘇枋
蘇枋の俺より少し小さく、 骨ばった手が俺の頬にそっと触れた。 『一緒に大人になりたかった』 その言葉を放ちながら、 蘇枋は顔を歪めた。
桜
桜
蘇枋
桜
蘇枋
蘇枋
蘇枋
蘇枋
『俺と一緒に大人の階段 登ろうか。』
コメント
19件
新連載ありがとうございます! リアル優先で頑張ってください!応援してます(≧▽≦)
保健室で大人の階段はだめだよ...!!!! 意味違うってわかってても... 聞こえちゃうんです...(//_//)
夜ちゃんと起きておけばよかった…… 桜君が先生なら喜んで生徒になるし、授業中寝ません(^-^)v