瀬戸山 海里
ごめん、遅くなった
谷口 凛子
いいよ
瀬戸山 璃音
それより俺今日部活なんだが
谷口 凛子
あ、ごめんね、ここまで来てくれて
瀬戸山 璃音
ううん、全然大丈夫
瀬戸山 璃音
気にしないで
谷口 凛子
ありがとう
瀬戸山 海里
じゃあ、頑張ってな
瀬戸山 璃音
うん
瀬戸山 璃音
じゃ…
瀬戸山 海里
ねぇ谷口
谷口 凛子
ん?
瀬戸山 海里
お前…好きな人いないか?
谷口 凛子
いないけど……
瀬戸山 海里
そうか
谷口 凛子
逆に瀬戸山くんは?
瀬戸山 海里
俺?俺はいるけど…
やっぱり、瀬戸山君は絵理乃の事が好きなのかな。
そう思うとなんか寂しい。
谷口 凛子
ねぇ
谷口 凛子
私達も帰らない?
瀬戸山 海里
あぁ、そうしよう
瀬戸山 海里
じゃ、俺会計するから
谷口 凛子
え、いいの?
瀬戸山 海里
うん
瀬戸山 海里
俺がこっちに連れてきたからね
谷口 凛子
あ、ありがとう
瀬戸山 海里
うん
谷口 凛子
じゃ、またね
瀬戸山 海里
うん
10分後
谷口 凛子
よし
谷口 凛子
手紙を書こう
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ホントに?  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ じゃあ、やれるもんならやって見てよ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 私に勝てるかな?  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
谷口 凛子
よし
谷口 凛子
これを明日靴箱に入れよ
翌日 学校 靴箱
谷口 凛子
よし
瀬戸山 海里
おはよ
谷口 凛子
あ、おはよ
瀬戸山 海里
何してんの?俺の靴箱で
谷口 凛子
え、あ、いやその…なんもない
谷口 凛子
友達を待ってた
瀬戸山 海里
そうか
瀬戸山 海里
ならいいや
瀬戸山 海里
またあとで
谷口 凛子
うん
もう、バラしてもいいくらいなのに。