テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

ギュ、

道枝駿佑

えっ

○○

大丈夫?

俺の手を握り心配そうに顔を覗いてくる○○

その顔は——今にも泣きそうに歪んでいた

道枝駿佑

……は?

道枝駿佑

なんで、あんたが泣きそうなの…?

○○

…っごめんなさい

○○

私が泣くのは間違ってるだろうし、
そんな同情をされたって嬉しくないだろうけど……

○○

……悲しかったから

○○

苦しかっただろうな、って……思って

下唇をきゅっと噛み締めながら、泣くのを堪えている○○

その表情に何故か胸が締め付けられた

○○

信用してた人にそんな……

○○

この世界半分女の子なのに、今まで生きづらかったよね……

○○

……って、ごめん……

○○

女の子苦手って言ってるのにてなんか握っちゃって……

話そうとした○○の手を、強く握り返した

○○

えっ……道枝くん?

道枝駿佑

大丈夫だから、離さないで…

○○

でも……

道枝駿佑

本当に○○は平気だから

平気どころか繋いだ手が心地がいい

……ううん違う、理由ならもうわかっている

女は苦手なのにこの世でいちばん怖いのに、

——俺は○○に惹かれている

こいつは大丈夫だと思った

優しくて、純粋で…

——可愛い

道枝駿佑

ねぇ

○○

どうしました?

道枝駿佑

○○って呼んでいい?

○○

……えっ?

○○

全然いいけど、

道枝駿佑

じゃあ俺の事も駿佑って呼んで

○○

うん、わかった

○○

よろしくね、駿佑

笑顔でそういう○○に俺は心が高鳴った。

困ったな

こんな簡単に人を好きになるなんて思わなかった。

しかも相手はマネージャーの○○

○○

駿佑?どうした?

道枝駿佑

ううん、なんでもない

道枝駿佑

行こう!

○○

うん

繋いだ手が離れないように、

loading

この作品はいかがでしたか?

62

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚