一覧ページ

The six stars

第27話 - Episode　twentyseven

2025年10月14日

#iris

れい

主

The　six　stars

主

第27話

主

全員登場

主

本編GO

精神が落ちているときは、些細なことに敏感になる

特に、音

すぐに、不安になってしまう、

ないこ

ふぅ、、、

未来の俺、幸せかなぁ、、、

りうら

なーにたそがれてんの、

ないこ

りうら、！

りうら

どしたん、疲れた？

ないこ

いや、、、、別に、

りうら

なんもないって顔してないけど、

見抜かれそう、いや、、、でもなぁ、

何が辛いかって聞かれたって、わからないんだよなぁ、

だから、大丈夫って言うしかない、

ないこ

大丈夫だよ笑

りうら

、

りうら

いつでも頼ってね

頼り方がわかんないときは、どうすれば良いんだろう、

久々に一人の帰り道だ

ないこ

疲れたなぁ、、

何に疲れたのか、わからないけど、

ないこ

歌でも聞こ、

ないこ

はぁ、、、

ないこ

病名とか、ついたらな、

ないこ

俺はそういう人なんだって、受け入れられるのに、

ないこ

あ、、、、海だ、

ふらふら歩いていたら、たどり着いた

ないこ

あの岬、、、自殺スポットなんだ、

自殺を考えているわけじゃないけど、

ずっとこんな苦しい思い抱えて生きていくぐらいなら、、、、

死んだほうが、まし、、、なのかな、

ないこ

いや、だめだめ、、

ないこ

自殺なんて、考えちゃ、

けど、、、、俺が死んだって、何か影響があるわけじゃないよな、

初兎、、、大切な人を、失った苦しみ、

ないこ

いや、俺は初兎の大切な人じゃないか、

俺、、死んでもよくね、？

俺が死んだって、なんの影響もない

家族は悲しまない

親友たちからは、俺が死んだときだけ、悲しんでもらえ、月日が経ったら忘れられる

、、、、

ないこ

死んでも、、、ええんか、

ないこ

こんな息苦しい世界とは、、早く、おさらばしたい、

けど、気持ちが固まらない、

ないこ

俺、、、まだ、生きたいのかな、

なんの夢もないのに？

目指していることもないのに、

生きることが楽しいわけじゃないのに、

ないこ

ははっ、、、

あ〜、どうしよう

もう疲れたしなぁ、

ないこ

行ってみようかな、あの岬

何か考えられるかもしれないし、

ないこ

確かに、、、落ちたら一発で逝けそう

管理人

そこは危ないぞ〜

管理人

足を滑らせたらただじゃおかない

ないこ

あ、、、、ありがとう、ございます

管理人

なぁに、こっから旅立つ人が多くてなぁ、

管理人

君みたいなまだ若い高校生が旅立ったということを聞くと、心が痛くなる

まだ若い、、、俺は、まだ16なんだ、

管理人

今は辛い日が続くが、それはたまたま辛い日が連続できたってだけだ

管理人

運が悪かっただけだ

管理人

幸せな日だって、くるはずなんだ、

管理人

まぁ、そんなこと考える余裕もねぇか、

ないこ

、、、、

ないこ

そう、、、ですね、

ないこ

辛いと、周りが見えなくなって、、、

管理人

だから、、、大人になるまで、まっててほしいもんだなぁ、

管理人

おとなになったら、もっと感じる世界が広がるからなぁ、

ないこ

そう、、、、なんですね

管理人

気負うことないさ、青年、

管理人

君はもっと、大きくなれるさ、

管理人

じゃぁ、また生きて会おうな

達観した、おじさんだったな、

俺はあんなふうには考えられないや、

幸せな日が来るとは、、、思え、ないし、

ないこ

そんなこと、、、ないか、

幸せな日は、、、あった、

りうらとふざけあった日

ほとけと笑い合った日

初兎と変顔対決した日

まろと本気で話し合った日

アニキと筋トレした日

ないこ

幸せな日、、、あったなぁ、

けど、、、、それよりも多く、消えてしまいたい、疲れたと思う日が多かったから

きっと、終わりにしたいと、感じてしまうのかな、

ないこ

ふぅ、、、、

俺は今、崖に座っている

少しお尻をずらせば、落ちていく、、場所

ないこ

はぁ、

初兎

（久々に、あの岬行ってみようかな〜、）

初兎

（管理人さんにも、挨拶したいし、）

管理人

おぉぉ初兎くんじゃないか

管理人

元気だったか？

初兎

“ご無沙汰してます”

初兎

“元気になりました”

管理人

良かった良かった

管理人

初兎くんの笑顔を見ると、わしまで笑顔になる

初兎

笑

管理人

さっき、岬に男子高校生がおってなぁ、

管理人

顔が暗かったから、ちと心配じゃが、

初兎

（自殺を考えてる人が、、いるのか、）

初兎

“少し、見てきますね”

管理人

おぉ、そうか

管理人

いってらっしゃい

初兎

（管理人さんは、喋れる数少ない大人だ）

初兎

（この岬は、、、自殺する人、多いからなぁ、）

初兎

（俺も、その一人になりかけてたんよなぁ、）

初兎

（ふぅ、、、）

初兎

（、、、、あの後頭部、、ないちゃん、？）

疲れた、

考えるの、疲れた、

もう何も、、、考えたくない、

ないこ

どんどん考えが沈んでく、

ないこ

あぁ、でも、、、そしたらもう、、、全部、終わりにできるのか、

初兎

（ないちゃんが？自殺？）

初兎

（いやだ、いやだ、いやだっ、）

初兎

ﾀﾞｯ（ダッシュ）

ないこ

（少し前に進む）

ないこ

後少しで、、、落ちられる、

初兎

（まってっ、ないちゃんっ、いかないでっ、）

初兎

（あぁぁ、こんなとき、声が出ればっ、、、）

初兎

（あぁあぁあ、）

初兎

（ないちゃんっ、、、、）

ないこ

ｽﾞﾙ（また少し、前に進む）

ないこ

もう、、、終わりにしよう、

ないこ

こんな、生きづらい世界からは、、、離れ、て、

初兎

（ないちゃんが、また一歩前に進んだっ、）

初兎

（ないちゃんっ、）

初兎

（声がっ、、、声がぁっ、）

この世界の、嫌なところばかり、、、知ってしまった

良いところも、きっとたくさん見てきたと思うけど、

頭の中は嫌なところでたくさん

ないこ

これで、、、、終わり

ないこ

さよう、、、なら、

初兎

っ、、、、

初兎

ないちゃんっ、、、、、！

ないこ

ｽﾞﾙｯ（落ちる音）

ないこ

、？！

ないこ

しょ、、、、う、？！

初兎

ないっ、、、ないちゃぁぁんっ、、、、、

ﾊﾞｯｼｬｰﾝｯ

初兎

っ、、、、、！

初兎

（がんばれ、耐えろ、俺っ、）

初兎

（救急車、救急車っ、）

初兎

はい、あの、岬で、高校1年生が、飛び込んでっ、

医者

なんとか一命は、、、取り留めました

医者

しかし、、、、目覚めるかどうか、

初兎

っ、

初兎

そう、、、、、ですか、

いふ

はい、

あのあと、みんなに電話して、まろちゃんと、アニキが来た

悠佑

ないこっ、、、、

いふ

なんで、、、、気づいてやれなかったんだろうっ、

初兎

ほんまそれ、

悠佑

っ、、、、、

ガタンッ

りうら

ないくんっ、？！

いふ

りうら、

りうら

ないくん、ないくんっ、、、、

りうら

うわぁぁっ、泣

りうら

なんでっ、なんでっ、、、、

悠佑

ほんまに、、、ないこ、、、、

ほとけ

ないちゃんは、？！

いふ

、、、、、

ほとけ

生きてる、、、よね、？

りうら

うん、生きてる、

初兎

けど、、目を覚ますかどうか、

ほとけ

っ、、、、

ほとけ

って、初兎ちゃん、、、、声、！

初兎

あ、

ほとけ

ｷﾞｭ

ほとけ

初兎ちゃぁぁぁんっ、

初兎

苦しい、、、

ほとけ

ごめっ、

ほとけ

ないちゃん、、、、初兎ちゃんと、、、、声で、会話、、、してよね、

ほとけ

ばか、、、、

悠佑

ほんま、ないこは、、、、ばかや、

いふ

それだけ、、、追い込まれてたんやろなぁ、

眩しい、、、、ふわふわする

俺、、、死に損なったのか、

、、、、

皆の、、、声がする、

愛してる大好き！！俺の視界に一生映っててほしい

いなくなんいで！！僕の初めての光だったよ

まって！！心から叫ぶ、大切な人は絶対守る

大丈夫だ！！俺がいるから、2人で最強だろ

ありがとう！！俺が何度でも正面からぶつかってやる

ないこ

ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ないこ

泣いてる、、、

ないこ

生きたいわけじゃないのに、、、

ないこ

もう、、、疲れたのに、

ないこ

なんでかなぁ、

あいつらに、会いたいと思う、俺がいるんだ、

生きたいと思う、俺がいるんだっ、

生きてたって、幸せなことないよ？

そんなこと、もう知ってるよね？

息苦しいよねあんな世界

毎日毎日苦しんで、疲れたと思う日々に戻るんだよ

知ってる

嫌と言うほど、知っている

けど、それでも、、、、見つけたんだ、

俺の中の幸せ

生きる幸せを

5つの光を、貰ったんだ、

ないこ

生きよう、

ないこ

辛くて、苦しくて、

ないこ

きっとこれからも、死にたくなるような日は来ると思うけど、

ないこ

それでも、俺は、

ないこ

りうらに

ないこ

ほとけに

ないこ

初兎に

ないこ

まろに

ないこ

アニキに

ないこ

会いたい

ないこ

笑い合いたい、、、

主

次回、最終回

主

またね〜

The six stars

作品ページ

次の話を読む

この作品はいかがでしたか？

0件

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう！

れい

プロフィール

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

The six stars

第27話 - Episode　twentyseven

作者の他の作品すべて見る

#irisの新着小説
一覧

関連するタグ

The six stars

第27話 - Episode twentyseven

作者の他の作品すべて見る

#irisの新着小説一覧

関連するタグ

第27話 - Episode　twentyseven

#irisの新着小説
一覧