10月某日。リドルとニアの実家帰省から 何事もなく平和に時間は進み… 校長室には一人のゴーストが来ていた…
ディア・クロウリー
私優しいので話聞きますよ?
ゴースト
ディア・クロウリー
ゴースト
華奢で健気で、可愛らしいくて、
それでいて美人で、オンオフの
切り替えがハッキリしてる子です!
ディア・クロウリー
女子生徒が居ますよ。
─ ✄ ─── キ リ ト リ ─── ✄ ─
ニア・ドールピスク
ゴースト
これぞ俺の理想の花嫁だ!!!
ディア・クロウリー
同伴されて居るのですか?
リドル・ローズハート
ニア・ドールピスク
リドルのお母様に認められたから
私、此処を卒業したらリドルの家に
嫁ぐんです!←
リドル・ローズハート
専業主婦をやって貰うよ。←
ニア・ドールピスク
“偽花嫁”をするのは良いですが、
私にはこの通り婚約者が居ますので。
そこの所、ご了承願います。
ディア・クロウリー
ゴースト
ディア・クロウリー
花嫁衣装を着て貰います!
ニア・ドールピスク
─ ✄ ─── キ リ ト リ ─── ✄ ─
ニア・ドールピスク
リドル・ローズハート
ニア・ドールピスク
ゴースト
今からニアは俺の花嫁だ!
お前は手ぇ出すなよ!
リドル・ローズハート
オフ・ウィズy
ニア・ドールピスク
リドル・ローズハート
ニア・ドールピスク
これは仕方がない事なの。それに…
リドルもゴーストの花嫁さんに
嘘の求婚しなきゃ駄目なんでしょ…?
それとこれも一緒だよ…だから…ね?
リドル・ローズハート
ウェディングドレスは必ず
ボクが着せてあげるからね。ニア。
ニア・ドールピスク
ディア・クロウリー
ニア・ドールピスク
リドル・ローズハート
ニア・ドールピスク
リドル・ローズハート
ゴースト
行こうかニア!
ニア・ドールピスク
なんかこのゴースト… 馴れ馴れしくて嫌なんだよね… これ終わったらリドルの所に直行しよう←
ゴースト
華奢な手足、適度に膨らんだ胸、
サラサラの髪、ぷにぷにの頬、
元気な赤ちゃんを産んでくれそうな
腰骨…まさに理想だよ…
ニア・ドールピスク
婚約者が居ますので…貴方の
お気持ちにはお応え出来ません。
どうか、成仏を願います。
ゴースト
でも…最期に一つ…離れていても
俺達が繋がってる様に…指輪を嵌めたい。
ニア・ドールピスク
通して偶になら着けてあげますけど…
ゴースト
ニア・ドールピスク
ゴースト
じゃあ…さようなら。愛してるよニア。チュッ
ニア・ドールピスク
ゴースト
ニア・ドールピスク
リドルside
ゴーストマリッジが無事に終わって、 会場から抜け出して来た。本当はエースに 紅茶を淹れて貰わないとなんだけど… 生憎、ボクにはアリスが待ってるからね。 紅茶は明日の{なんでもない日のパーティ}で 頂くとしよう。
リドル・ローズハート
暫く歩けば迷子の女の子(ボクのアリス)が居た。 でも…アリスは少し不機嫌な様だね。 さて…明日のパーティの紅茶は彼女が好きな ジャスミンティーにでもしようかな。
リドル・ローズハート
ニア・ドールピスク
ドレスを脱いで、髪の毛だけそのまま ツインテールにした可愛らしい拗ねた プリンセスが目に見えた。
リドル・ローズハート
ニア・ドールピスク
プロポーズしないと入れませーん。
途端に彼女を中に浮いたトランプが囲み、 ボクは反動的にニアに近付けなくなる。
リドル・ローズハート
使うとは…君も悪い子だね。クスッ
ニア・ドールピスク
リドル・ローズハート
とっくの昔にしてるから…そうだ。
キスをあげるよ。今なら「好き」や、
「愛してる」より効果があるだろう?
ニア・ドールピスク
リドル・ローズハート
してくれるじゃないか。
ニア・ドールピスク
リドル・ローズハート
ニア・ドールピスク
今日は一緒に寝て…?
リドル・ローズハート