M
ペタペタ
俺は、まぜ太
気分が晴れないので屋上へ向かっている
俺がここへ入院してきた頃からの
お気に入りの場所
M
てかほんと歩きにくい…
M
いつか足が鉱石に包まれて
M
ここへは来られなくなるかもな
ガチャ
M
ん…?
誰かいる…
M
ちぐ…?
T
あ…!まぜたん!
M
なんでこんな所いんの?
T
んー…別に…?w
M
会話が噛み合ってないぞw
T
へへw
M
…ここの夕日、綺麗だよな
T
ね!!俺最近知ったの!!
M
俺は昔から知ってるもんね
T
うわ、古参マウントだ…
M
ごめんて
そっから、ずっとちぐと話してた
そしたら、ある話題が飛んできた
T
知ってる?
M
何がよ
T
一昨日、あっきぃが成長痛にあったんだって
成長痛
その言葉に、身を震わせた
成長痛は1ヶ月に1度訪れる
10分間ほど、耐えきれない痛みが俺ら奇病患者を襲う
病気が進行したって言う証拠だ
M
え…マジ…?
T
ほんとだよ
T
あっきぃ、だいぶ悪化してるみたい
M
そっか…
T
ねぇ、まぜたん
M
ん?
ちぐは立ち上がり、フェンスの前で両手を広げた
T
俺のこの大きな羽だったら
T
この空、飛べるかな…?w
M
は…?
T
この空飛んでさ、広い世界を見て、
T
沢山の人と出会ってね…!
T
色々な事をするんだ!!
M
…
俺はニコニコと笑うちぐを
ただ黙って見る事しか出来なかった
T
やってみようよ!!
T
飛べるかもよ!!お空!!
T
幸せな明日を迎えられるよ!!きっと!!
T
ねぇ!_
M
…出来ねぇよ!!
T
ビクッ
M
お前の羽は病気なんだから!!
必死にちぐに駆けより、肩を掴む
M
お前の羽は天使の羽なんかじゃない!!
M
ただの重りだッ!!
T
ッ…
ちぐの整った顔が、涙で濡れていく
M
俺らの運命は決まってるんだよ!!
M
今更妄想して、現実逃避したって、
M
幸せな明日なんて来るわけないだろッ!
T
…わかってるよ…ポロポロ
T
それくらいッ…グスッ
もうどうしようもない人生だって分かってるのに
声に出すと
俺まで泣きたくなってくる
M
くっそ…ポロポロ
バンッ!!
K
あッ!!いた!!
M
ビックリした…先生かよ…、
A
ちぐッ…
T
先生…ポロポロ
A
二人とも!!探したんだよ!!
P
あっきぃ!!ベットから出るな言うたやろ!!
A
だって二人が心配なんだもんッ…
P
ッたく…
M
先生、帰ろ
K
えッ…ちょ…え…?
M
ほーら、行くぞノロマグイッ
K
わゎッー!!
P
俺らも帰るぞ、
A
はーい!
P
あっとはどうする?
A
俺とちぐはもう少しここにいるわ
P
らじゃー
A
ちぐ、何があったの?
A
まぜとなんか話したのか?
T
…あのね…
切ります
ところで、伸びないんですが、書き続けてもよろしいでしょうかね
この小説を楽しみにしてくれてる人がいる限り書いてきます
ア○パンマン方式です(?)
あと、フォロワー200人突破ありがとう!!🎉
これからもテラー頑張って行きます!!
いつもコメントくださってる方、♡押してくれてる方、この小説を見てくれてる方
ありがとうございます!!
まじ伝えきれない!
もうほんとする事ないので絵を置いときます
ちょっと前に描いたやつですね、
てか画質悪






