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杏奈
…ごめんなさい
杏奈
そういったご用件は受け付けてなくて…
祐也
は？
杏奈
いや、そういうわけじゃなくて
杏奈
私は担当じゃないんです、ごめんなさい
祐也
担当だと？
祐也
んなことどうでもいいんだよ
祐也
早く殺してくれよ
杏奈
お、お客様…落ち着いてください
杏奈
わかりました…今回だけは特別です
杏奈
ですが料金がかかりますが…大丈夫ですか？
杏奈
いやでもこの人にこんなお金があるとは思えないし…
杏奈
しかもなんで担当じゃない私が…？
杏奈
おじさんみたいに苦しめられないんだけどなあ…
祐也
ごちゃごちゃ言ってないで早くしろよ！
杏奈
ご、ごめんなさい！
杏奈
わたし…思ったことがすぐ声に出ちゃうんです！
祐也
どうでもいい、そんなこと
祐也
桜田公園の隣のマンションあるよな？
杏奈
ああ、ありますね
杏奈
そこならわたしも何度か…！
祐也
どうでもいいから
祐也
そういうのいらない
杏奈
あ、すみません…
祐也
そのマンションの106号室にそいつがいる
祐也
名前は吉本健斗だ
祐也
早く殺してくれ
杏奈
はい…ですが
杏奈
料金のお話を先に…
祐也
…ああ
杏奈
まあ100万円程はかかりますかね
祐也
…はぁ？
祐也
100万？
杏奈
はい
祐也
…チッ
祐也
値下げしろよ
杏奈
…ならば
杏奈
お客様が吉本健斗さんをお呼び出しして頂ければ…
祐也
んだと？
杏奈
ご、ごめんなさい！
祐也
…もういい
祐也
お前なんかに頼まない
祐也
おい、担当は誰だ？
杏奈
えっと…担当は今…
祐也
…日が暮れる
祐也
明日くるから
祐也
逃げるとかなしだ
祐也
逃げたらぶっ殺す
杏奈
は、はい…
祐也
あいつふざけてる
祐也
100万だと？
蓮
俺んとこでチクるなよ
祐也
うるせえ
祐也
死ね死ね死ね
祐也
もういい
祐也
自分の手で殺してやる
祐也
…俺だ、祐也だ
健斗
…ああ
健斗
今すぐ開けるよ
祐也
ふーん…部屋は綺麗なんだ
健斗
まあな
健斗
そういえばさ、お前の元彼女の
健斗
俺の今彼女のユキ！
健斗
ユキったらさぁ…祐也のことは正直眼中になかったとか言い出して
健斗
ずっと健斗のことが好きだった！って言い出して
健斗
困るよなあ、モテるやつらは！
祐也
…しらね
祐也
浮気してたユキが悪い
健斗
だよなぁ〜
祐也
…チッ
祐也
今日は暴れて大声出しちゃいそうだな
祐也
明日また来るから
祐也
逃げんなよ
健斗
はぁ？何に逃げるんだよ
健斗
ブスが
気が向いたらまた続き書きます〜
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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