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コメント
7件
研磨くん、何でわかったの。 凄すぎます笑
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放課後の体育館。
ボールの音が響く中、天華はいつも通りベンチに座っていた。
鉄朗
天華
にこり、と柔らかく笑って手渡す。
誰が見ても”いいマネージャー”。
ーー昨日、人を殺した手であること以外は。
夜の路地裏。
逃げる足音。
震える声。
モブ子
天華
そう言いながら、躊躇なく刃を振るった。
ただ、それだけ。
翡翠 天華 (ヒスイ テンカ 高2
「赤い糸は静かに絡む」 ~𝐄𝐍𝐃~
研磨
天華
研磨
研磨はゲーム機をいじりながら、ちらりと彼女を見る。
研磨
天華
研磨
一瞬、空気が止まる。
でも天華は、くすっと笑った。
天華
ーー嘘は、完璧だった。
そのはずだった。
研磨
研磨の指が止まる。
画面はゲームオーバーのまま動かない。
研磨
一瞬、空気が固まる。
天華
天華はすぐに笑う。
柔らかくていつも通りの声。
研磨
研磨はそれ以外言わない。
ーーその時。
鉄朗
軽く笑いながら入ってくる声。
研磨
鉄朗
黒尾は呆れたように肩をすくめる。
鉄朗
研磨
鉄朗
あっさり否定する黒尾。
研磨の言葉を、冗談として処理する。
鉄朗
研磨
研磨は否定しない。
ただ、画面を見つめたままぽつりと言う。
研磨
鉄朗
即答だった。
迷いも疑いもない。
鉄朗
話を振られる。
天華は一瞬だけ間を置いて──
天華
にこり、と笑う。
鉄朗
黒尾は満足そうに笑う。
鉄朗
それで終わり。
完全に、終わった話になる。
天華は思う。
この人は疑わない。
違和感があっても、
それを”現実じゃない”って切り捨てる。
楽でいいなぁ。
黒尾鉄朗は、安心できる側の人間だ。
だからこそ。
壊れた時が、面白そう。
ふと、そんなことを思ってしまう。
鉄朗
天華
いつも通り渡す。
指先が触れる。
その一瞬だけ、
鉄朗
何も知らない顔で笑う黒尾。
ホントに?
心の中でだけ、呟く。
その日の夜。
暗い路地。
鈍い音が響いて、すぐに消える。
天華
静かに立ち上がる。
スマホが震える。
画面を見ると、
”黒尾鉄朗”
『明日早いから遅れんなよー』
短いメッセージ。
天華
小さく笑う。
血のついた手で、そのまま返事を打つ。
『大丈夫です、おやすみなさい』
送信。
既読がすぐにつく。
この人は
最後まで気づかないかもね
それでもいいし、
気づいてもいい。
どっちでもいい。
天華
くすっと笑って、
また一歩、闇に進む。