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幻想世界の住人

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幻想世界の住人

8 - 幻想世界の住人 8話。

♥

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2019年12月24日

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数年前

コトハ

待ってください!何故私が追放なのですか!

お前の娘が何をしているか知っているであろう?『転生』は許可を得なければならない。

けれど、それを怠ったということは大きな罪になる。知っているはずだ。

コトハ

はい。

コトハ

ですが、陛下。私はあの子に幸せになって欲しい。それに陛下にお仕えする者にも伝えたはず…

私はその話は聞いていない!!

コトハ

いいな。お前は『天使の丘』から追放だ。

コトハ

そんな…

すぐに荷物をまとめて出ていけ。

そう。私は天使だった。

我が娘の罪を被り、追放された。そして幻想世界の頭首となった。

コトハ

はぁ。

コトハ

懐かしい夢。

その話は住人は知らない。でも、

コトハ

(今回の件では別。)

弥織なを。

コトハ

(この子を何とかして、引き込まないと。)

なを

ここかな?李音の家。

土曜の夜。李音の家に着いた。今から意識を共有して幻想世界に行く。

なを

こんばんはー…

李音

いらっしゃい。入って入って。

なを

うん。

鈴葉

やっほ。なを。

なを

鈴葉。もう来てたんだ。

鈴葉

まぁね。家近いし。

李音

早速やっちゃう?

なを

うん。早く突き止めよう。

鈴葉

じゃあ、私は何かあった時のためにいるよ。

李音

おっしゃ。こっち来て。

なを

うわぁ。大きな装置。

案内された部屋に行くと、とても大きな装置が置いてあった。

なを

(あ。)

なを

なを

人?

こんばんは。よく来たね。

李音

この人が博士。俺の家族みたいな人。

博士

はは。家族だと思ってくれているなんて嬉しいね。

李音の言う博士みたいな人は70~80代の人で、優しそうだった。

鈴葉

お久しぶりです。

博士

おお。鈴葉さんか。久しぶりじゃの。そちらの娘さんは?

なを

あ、弥織なをと言います。

博士

なをさんな。よろしく。

李音

じいちゃん、機会お願いできる?

博士

任せんさい。2人とも。ここの椅子に座っとくれ。

指を刺された方向を見ると椅子がふたつ並んでいた。

鈴葉

なを。すぐに眠れる?

なを

どうだろう。一応、昨日寝てないんだけど。

李音

俺は待つよ。

なを

眠るのを待たれるのも少しアレな気がするけど、分かった。

博士

じゃあ、行くぞ。

私達が座ると博士はそう言って機会に手をやった。そして私は目をつぶった。

李音

…を

李音

なを。

なを

ん。

李音

見てみろ。

案外早く眠れた。

李音に言われたように辺りを見回してみると。

なを

なを

来た。

幻想世界

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