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初コメ失礼します ほとんどの作品見させて頂きました。 最高の最高です! 設定や世界線、ストーリー性などが分かりやすく、読んでいるともうその物語の中に入ってるかのように感情移入しちゃいます! 最高です!主さん人の感情動かすの得意ですね… この作品も最高でした! 最高ばかりという言葉で語彙力がありませんが…。 とりあえず表現とか書き方とか… もう素晴らしいです!!
ですよね~
軍の廊下を歩く
決してサボっているわけでは無い、そうサボってない
ふと、ハート型の何かが落ちていることに気がつく
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そこにはこう書かれていた
『楽しい』
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感情の日
いい歳した大人が何言ってるんだと思われるかもしれないが
この日はその名の通り、人の感情が見える
と言っても、見えるのは幹部達の感情のみ
感情は思った瞬間に落ちる
しかも、見えるのは俺のみだ
月に一回程度くる、不思議な日
だが、幹部達がどう思ってるのか分かる、特別な日でもある
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部屋に戻ると、トン氏が書類に囲まれていた
『眠い』『俺が頑張らへんと』
かなり溜め込んでいるな
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トン氏が少し怪訝そうな顔をしながらも、部屋を退出する
また善行を積んだな!
また廊下を歩く
すると
『寂しい』『疲れた』『嫌われたく無い』
そんな感情が延々と続いているのを見つけた
一つ一つが凄く悲しい色をしている
続いているのは、鬱の部屋か?
少し失礼だが、無断で入らせて貰おう
暗いな…まだ昼だというのに
ただ一つ光があるとすれば、パソコンの光のみ
その光も、パソコンの前で作業をしている鬱によって、ほとんど遮られている
鬱自身からは、悲しい感情が溢れ出し、周りに山をつくっている
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こちらに気づいた鬱が、ヘラヘラとした笑みを浮かべやって来る
しかし、体からは絶え間無く感情が流れ出していて、何を考えているのか丸わかりだ
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半ば引きずるように鬱を部屋から出す
向かう先は俺の部屋
医務室も考えたが、他の幹部達を無駄に心配させない為に
俺の寝室で寝かせる事にした
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強引にベットに寝かせ、毛布をかける
心なしか、溢れる感情の量が減って来た気がする
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『僕なんかとは、無理やよな…』
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鬱はすぐに寝てしまった
感情も、嬉しそうなものばかりになったな
こうして考えると、つくづく自分は仲間に甘いんだな
まぁ良いか、寝るとしよう
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その事、すっかり忘れてたゾ…