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優しい鈍感さんへ

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優しい鈍感さんへ

11 - 11【お泊り編・hr&tk】

♥

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2025年08月25日

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hr視点

その日の部活終わり…

 

あー、終わったし帰ろ

 

あ、僕も今日途中まで一緒にいいすか?

 

あぁ、いいよ

 

じゃあ今日はるてぃーん家だから、
荷物持って4時くらいに行くな

 

え?来れる?

 

……家行ったことないの忘れてたわ

 

なんだそれw

 

じゃあ俺あのカフェの近くで待ってるわ

 

おん、じゃあ後でな〜!

 

……いいなぁこむぎとお泊り。

 

何言ってんだよ、順番なんだから
お前もできるだろ

 

さっさと帰るぞ

 

うわーん、僕だけのお泊りだったのに(?)…

 

お前だけのじゃねえよ。

4時。

 

すまん、またせた!

 

いや全然…

うわ、私服だ。 すげぇ、私服だ。

やばい、好きな人の私服ってだけで なんか謎の栄養とれる気がするわ

 

あ、これカフェでテイクアウトした
サンドイッチ。

 

確かBLTサンド。
あとなんかおかずも色々。

 

夕飯これ食おうぜ

 

まじ?ナイスやわ。

 

昨日カフェ行った時、卵とBLTで
めっちゃ迷ったんよな。

 

だから今日すげぇ食いたかった

 

俺天才?

 

天才天才!w

お母さん

あら、いらっしゃい!

 

お邪魔しまーす

 

俺の部屋こっちな

 

おぉ、ちゃんと綺麗やな。

 

だろ?

 

おん…ちょっと綺麗すぎるかも?

 

綺麗すぎるってなんだよ

その後、2人でゲームしたあと、夕食を食べた。 そして各自風呂に入り…

 

風呂あがったで〜

 

おー!

 

じゃあ髪乾かしてやるよ

 

そんな乾かすほどの髪ないけどな?w

ドライヤーを持って呼ぶと、 笑いながらもこっちに 来てくれた。

 

お加減はいかがですかー?

 

なんやねんw
んんー…ちょっと眠い

 

ガチで寝そうじゃん…

 

あったかいから…

ゆらゆら、ゆらゆら。 本当に寝そうだったので、 髪を乾かしたあと 脇腹を擽ってやった。

 

起きろぉぉぉ!

 

ん、ふふ、wちょ、待ってw

 

ここで寝るなーー!!

 

寝ないっ、wwおきたわw

 

ひ、wwんんっ、wぁっww起きたってぇww

 

起きた?

 

ん、起きたっ…

ぜぇはぁと呼吸を整えているこむぎを めっちゃガン見してしまったのは内緒。

 

寝るなら俺の部屋で寝ようぜ。ほら、行くぞ

 

んー、はーい

電気を消して、布団に入り。 数分すると、隣からすぅすぅと 寝息が聞こえた。

 

んん…

 

………好きだ。

こむぎの寝顔を見て、 たまらなくなってしまい おでこにこっそりキスをしたのも、 内緒にしてください。

tk視点

 

おはよーございます!

 

えっ!?こむぎ!?

 

え?

 

なんでいんの?

 

いや、昨日言うたやん。
朝登校する前に荷物持ってくって

 

あぁ…

そうだ、思い出した。 今日はお泊り、俺の日だから 朝早めにはるてぃーん家出て 俺んちに荷物置いてから登校するって 言ってたわ。

 

もう、忘れてんなよw

 

ぐっ…

あぁ…もう、朝のこむぎも好きだ… 眩しいわ…朝からこれはちょっと ほんとに。

 

もうすぐ支度終わるから、
それまでうち上がっててよ。

 

一緒に登校しよ。

 

ん、えぇで〜

授業が終わり、部活中…

 

………あれ、着替えが鞄に入っとる。

 

え?

 

荷物の中にいれるの忘れてたわ。

 

奥に入ってて気づかんかった。

 

荷物の中にいれるの忘れた……???

 

じゃああの荷物は何が入ってんの…??

 

え?ゲームとか…筋トレの……

 

俺んちに何しに来ようとしてんの?

 

荷物に着替え入れ忘れるとかオモロすぎやろ。

 

まぁええわ。そのまま鞄に入れて持ってけば。

 

え、ちょ、こむぎの着替え見せてよ(?)

 

なんでやねんw別になんもオモロないで?

部活終わり。

 

よし、帰るぞこむぎ。

 

ちょ、待って!はやいって〜〜

 

ーーーーーー。

 

〜〜〜…ーーーー?

そうして帰り道、話しながら歩いていると…

おじちゃん

あ、君たちー!ちょっと、避けて!

 

えっ?

 

えっ?

ばしゃーん。 車の洗車をしていた おじさんのホースの水が見事命中。 俺達はびしょ濡れになってしまった。

おじちゃん

あー…本当にごめん…

 

いや、全然、自分たちが
ゆっくり歩いてたのが悪いんで!

 

まぁ、服が濡れた以外何も無かったんで
大丈夫っすよ。

おじちゃん

本当に申し訳ない…

申し訳なさそうにしているおじさんと 別れを告げ、 流石に水を被っては寒いので着替えるべく 足早に家へ帰る。

 

……、っは……まって…

するとこむぎが急に立ち止まり、鞄を漁る。 そして、段々と青ざめていく。

 

俺……部室に着替え置いていったかも………

 

………え。

流石に学校に戻ることはできなかったので、 そのまま家に行きそれぞれ風呂に入った。

 

流石にちょっとでかいな、たくぱんの服だと…

 

………似合ってるよ

 

ほんま?w

こむぎには俺の服を着てもらった。 こむぎは一旦自分の家に帰ろうとしたが、 着てほしかったので理由をつけて ここに留めた。

 

(まじで、可愛い…)

 

…あ、そういえば、俺ジャージ二着
しかないねんけど、一着部室に置いてきたから
濡れたのしかないねんな。

 

今日濡れたの、乾くかな?

 

うーん、今日気温そんな高くないし、
ちょっと雨も降り始めたし…厳しいかもな

 

あぁー、そうか…

 

まぁ、乾かなかったら俺の貸すよ

 

がち?あんがと

 

いーえ。あ、こむぎさ

 

〇〇の問題集、まだ終わってなかったら
一緒にやろうぜ。

 

えぇよ、俺まだガチで1ページしか終わってへん
けど手伝ってくれる?

 

えっ、いいけど…w

俺の部屋で、俺の服着たこむぎと 勉強して、終わったら多分この部屋で 2人で寝る。この事実だけで あと1ヶ月は幸せでいられそうだった。

朝。

 

おはよ

 

おはよ、今日は早く出ないの?

 

昨日みたいに着替え忘れたら嫌やから、
今日は普通に放課後取ってから行くことにした。

 

じゃあ今日も俺と登校しよ。

 

これ、ジャージね。

 

あんがと!

そのあと、学校にて…

 

ずっと思ってたんやけど、
今日こむぎのジャージめっちゃでかくね?

 

僕も思いました。すごい萌え袖になってんの
1日中必死に腕まくりしてるから、
どうしたんだろって。

 

あぁ、これたくぱんのやから…

 

こむぎのジャージがなかったから俺の貸した。

 

は?

 

学校に自分のジャージ着せてくるとか、…

こむぎの前だから言い淀むそーちゃん。 あぁ…確かに。なんか、自分のジャージ着せてる と「俺の」感出るな…

俺の考えてることがわかったのかうたくんが嫌な顔をする。

 

そーちゃん、たくぱんに気付かせるなよ…

 

くそ、めちゃくちゃ笑顔になりやがって。

 

…………え、
ジャージ借りるのなんか駄目だったん。
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