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タッタッタッ…
人の間を掻い潜り、兵が集まっている場所へ急ぐ
普段なら絶対行かない場所だ
まず住人で記憶を支配されていない人は初めて見た…とにかく
協力、したかった
すまない先生
ﾀｯ！
体のバネを使って跳ねると、青年と兵の目の前に着地する
すまない先生
すまない先生
兵
兵
兵が驚きつつも困惑している隙に、青年に言った
すまない先生
すまない先生
ストレイ
ソイル
？
集まって走り出す
いい感じに人の間をくぐっていたが…
兵
兵
ズドドドドド！！
案の定、兵にバレる
すまない先生
すまない先生
すまない先生
ポッケからスマホを取り出し、準備しておいたメッセージを送る
すまない先生
ピロン
「2人共頼んだよ！能力は…使ってもいいんじゃない？怯ませる位なら」
ブルー
マネー
目が合うと同時に頷いた
マネー
ブルー
ﾀﾞｯ！！！！
多くの兵が先に居る4人を追っている
まだ、俺達には気付いてない
これは良かった…先回りできるからな
すまない先生達に近付いたギリギリで間に挟まる様に正面に立った
兵
兵
兵
マネー
マネー
ブルー
兵
兵
兵
ブルー
兵
兵
兵
数百人の兵がそれぞれの武器を持って襲いかかる
ブルー
気がつく前に素早く宙に飛ぶと、弓矢を構える
ブルー
兵
兵
ブルー
ブルー
兵の隙間をスライディングでかわし、後ろから拳を食らわせる
マネー
武器の間を潜り、足を振り払って転ばせると、そのまま蹴りを食らわせる
兵
兵
マネー
ブルー
マネー
ブルー
マネー
若干集中する様に、息の音をたてる
聞き取れるか分からないほどの小さな音だ
ブルー
ブルー
マネー
ヒュオオオ！🧊
ドドドド！！
降り注ぐ様に仕掛ける
…まぁ、”能力”なんてもんが俺達にあるとは思わないだろうな
普通の住人のフリをしてたんだからな
兵
兵
マネー
ブルー
タッタッ…
大きな騒ぎとなってしまった商店街を走る
向かう先はいつも入っている森の道
シェルターに繋がっている所だ
ブルー
すぐさま森へ繋がる道へと飛び込んだ
すまない先生
こちらに着いてきた兵を2人が片付けつつ、急いでシェルターに飛び込んだ
後は2人が何とかしてくれているだろう
？
ソイル
ソイル
紹介をしながら中を進む
赤ちゃん
一足先に気が付いた赤ちゃんが言う
近くにいたエンダーさんが不思議そうな様子で言った
エンダーさん
カイ
カイ
すまない先生
カイ
エンダーさん
スタッ…
すると後ろの方で音がした
ブルー
ストレイ
ブルー
マネー
ゾン兄
ゾン兄
ブルー
ウェザー
すまない先生
すまない先生
上へ駆け登って席に着くと、皆すまない先生の顔を覗き込む
咳払いをして、スケさんがしなやかに手を挙げた
スケさん
すまない先生
すまない先生
チラリ、と青年の方を向く
すまない先生
すまない先生
全員
ブルー
ブルー
？
佐藤
佐藤
銀さん
銀さん
僅かな沈黙が走る
そっと、青年がパーカーを外した
そこから暖かい黄色の髪が見えた
？
全員
サイン
ゾンビ
サイン
サイン
サイン
サイン
全員
ソイル
赤ちゃん
すまない先生
すまない先生
サイン
サイン
すまない先生
大きな握手を刻んだのだった
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
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